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2022.02.17

テレビプロデューサー佐久間宣行さんオススメPART1「今、観るべきエンタメ4選」

昨年のインタビューで、「漫画や映画、音楽などエンタメがすごく好き」と語った佐久間宣行さん。『ゴッドタン』『あちこちオードリー』など数々の人気番組を手掛ける、売れっ子プロデューサーが薦めるエンタメ作品とは?

CREDIT :

文/長谷川あや 写真/トヨダリョウ

昨年の特集「令和版 いいオトコ論」で、「もともと漫画や映画、音楽などエンタメがすごく好きで、今でもいろいろなものを観る」と語ったテレビプロデューサーの佐久間宣行さん。ラジオパーソナリティを務める『オールナイトニッポン0(ZERO)』や自身のインスタグラム(@nobrock1)でもエンタメ作品をバンバン紹介していることから、かなりのエンタメ通と見込み、今特集の指南役をお願いすることに。

『あちこちオードリー』『ウレロ☆シリーズ』『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』『キングちゃん』などを手掛ける、エンタメ界の最先端を突っ走る佐久間さんは、どんな風にエンタメを楽しんでいるんでしょ?
テレビプロデューサーの佐久間宣行さん
「週に3、4回、深夜0時から2時には、映画やドラマなどのエンタメ作品を観ると決めています。計画は1カ月先まで立てています。実現しなかったり、別の作品に繰り越されたりして、なかなかスケジュール通りには進みませんが(笑)

お風呂上がりに、お酒を飲みながら観ることが多いですね。お酒はなんでも飲みますが、エンタメを鑑賞する時は、ウイスキーや焼酎が中心かな」

ちゃんとルーティンにしているんですね。では、お仕事ということもあると思いますが、そんな佐久間さんがエンタメを観る理由はなんですか?

「えー難しいなぁ。その時、その時で一番面白いものを追っかけているだけというか」

ふむふむ、そして実際にその時、その時で一番面白いものを作っているわけですね。佐久間さんはラジオやInstagramでたくさんエンタメ作品を取り上げていますが、人に薦める理由も教えてください。

「単純に自分が面白いと思ったものは売れてほしいから、でしょうか。みんなに知ってほしいし観てほしいんです」

というわけで最近、鑑賞した中で良かったものを挙げてもらったのですが、さすがです、ジャンルも違う4作品、どどんとピックアップしてくれました。さっそく、紹介していきます!

まっ先に口をついたのは、現在も上演中の映画『コーダ あいのうた』でした。かなり評判いいですよね~。
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◆ 映画『コーダ あいのうた』

メチャクチャ素晴らしい! 万人にオススメできる文句なしの傑作です

コーダ あいのうた

聴覚障害者の両親のもとに生まれ、家族で唯一、耳が聞こえる少女が夢を叶える物語。サンダンス映画祭では4冠を獲得。第94回アカデミー賞の作品賞、助演男優賞、脚色賞にもノミネートされている。全国公開中。配給/ギャガ GAGA★ HP/gaga.ne.jp/coda

「文句なしの傑作です。フランス映画『エール!』(2014年)のリメイクですが、それを超える作品です。ストーリーは王道で意外性はないかもしれませんが、演出が丁寧で、これはもう万人にオススメできます。エミリア・ジョーンズの歌と演技の力、キャスト陣のアンサンブルも素晴らしかった!」

続いてのオススメは、『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』。人気コミック『前科者』を実写化したWOWOWオリジナルドラマです。
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◆ ドラマ『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』

哀しくて切なくて温かい。有村架純と前科者役の演技のぶつかり合いもスゴイ

前科者 -新米保護司・阿川佳代-

罪を犯した“前科者”たちの更生、社会復帰を目指し、彼・彼女らと真摯に向き合い、奮闘する保護司を有村架純が好演。WOWOWオリジナルドラマ。WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで配信中。
(C)香川まさひと・月島冬二/小学館 (C)2021「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」製作委員会

「社会からこぼれ落ちた人たちが復帰することの困難さと、人と人が支え合うことの大事さをちゃんと描いた、丁寧で誠実なドラマです。前科者の役を演じた、石橋静河さん、大東駿介さん、古川琴音さんが皆さん素晴らしく、有村架純さんとの演技合戦もとても見応えがありました。ぜひシリーズ化してほしいです」

次のオススメは、切り取り方と目線が素晴らしいと絶賛の『徳井video』。
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◆ YouTubeチャンネル『徳井video』

LEON.JPユーザーの方が一番気楽に観られるYouTubeかも

徳井video

チュートリアル・徳井義実のYouTubeチャンネルで、料理、キャンプ、バイク、猫などのコンテンツを配信。

「46歳の徳井義実さんが、一人暮らしをする中で、料理をしたり、モノを食べたり、猫との生活を綴っている動画です。たいしたことは何もしてないのに、とても面白い(笑)。ネタを書く人なので編集のセンスがあり、切り取り方、見せ方が上手なんですよ。これからYouTubeを始めようという人の参考にもなると思います」

どれどれ、と仕事の合間に見始めてしまった筆者、つい夢中になり、あっという間に数時間が経過したことを、ここに告白させてください。

そして、「サカナクションのオンラインライブもとてもいいですよ」と佐久間さん。最近配信された、『SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE』も「至福の時間でした」と目を細めます。

◆ 音楽ライブ『アダプト』 サカナクション

音楽と演劇とアートが組み合わさった現代におけるライブの完成形!

アルバム『アダプト』 サカナクション

『アダプト』 サカナクション

オンラインライブ「SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」で披露した「プラトー」(サンテFX「そうだ、その目だ」篇TVCMソング)、「月の椀」(TOYOTA ヤリスクロス「CROSS for」篇TVCMソング)、「ショック!」(『劇場版 ルパンの娘』主題歌)を含むコンセプトアルバム。通常盤 2090円、山口一郎が自宅から配信した画期的なオンラインライブ「NF OFFLINE FROM LIVING ROOM」収録DVD付 4950円、Blu-ray付 5500円(すべて3月30日発売)/ビクターエンタテインメント

「彼らのライブは、音楽と演劇とアートが一体となった現代芸術。単に中継するのではなく、オンラインライブで何ができるかを追求して作っています。ライブとミュージックビデオの間といった他の誰にもできないようなことをやっていながら、ライブの興奮もしっかりと味わえる。音響設計がまたとんでもなく素晴らしい! ぜひ観ていただきたいです」

テレビプロデューサー佐久間宣行さんオススメPART2「〇〇な時に観たいエンタメ8連発」はコチラ
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テレビプロデューサーの佐久間宣行さん

● 佐久間宣行(さくま・のぶゆき)

1975年、福島県いわき市生まれ。2021年にテレビ東京を退社し、フリーのテレビプロデューサーに。『ゴッドタン』『あちこちオードリー』『黄金の定食』『共感百景』YouTubeチャンネル『NobrockTV』ラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』など多方面で活躍中。3月にはNetflixにてオリジナルバラエティ『トークサバイバー』を配信、4月には初のビジネス書『ずるい仕事術』を出版予定。エンタメ愛溢れるInstagramはコチラ

※掲載の価格はすべて税込みです。

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