バッグと靴の新基準 2
控えめゆえに強印象を残す「匂わせアイコン」
いまどき押し付けがましいオヤジにはなりたくない。でも、ブナンな草食系にも甘んじたくない。そうお考えの貴兄にも軽いレザーは絶好の選択です。
なぜならそれらには、相手を優しく抱擁するようなマイルドさに確かな主張が滲むから。言わば黙して語らずそれでいてなんだか気になる知的な哲学者のごとくです。
ステイタスを物語るメゾンのアイコンも軽いレザーにのれば至極控えめ。が、それだけに気づいた時の効果は絶大なのです。
◆ フェンディ
確かに主張しつつあくまでさり気ない
![バッグ[W45×H21×D22㎝]54万6700円/フェンディ(フェンディ ジャパン)](https://uploads-www.df-grid.com/image/2026/05/07051840582429/800/L-june26_076a.jpg)
▲ バッグ[W45×H21×D22㎝]54万6700円/フェンディ(フェンディ ジャパン)
ブランドのクラフツマンシップを体現する「セレリアステッチ」を、ジップ周りとハンドルにイエローで配置。ロゴよりもさり気なく、それでいてアクセントが効いた意匠が秀逸です。レザーのクオリティも折り紙付き。
![右●バッグ[W37×H41×D12㎝]30万6900円(5月発売予定)/モンブラン(モンブランお客様サポート)、左●バッグ[W37×H25×D14㎝]125万6200円/デルヴォー](https://uploads-www.df-grid.com/image/2026/05/07051842962806/800/L-june26_076b.jpg)
▲ 右●バッグ[W37×H41×D12cm]30万6900円(5月発売予定)/モンブラン(モンブランお客様サポート)、左●バッグ[W37×H25×D14cm]125万6200円/デルヴォー
◆ モンブラン(右)
足し引きの妙で品格を匂わせて
アイコンとしておなじみのエンブレムをあえて排除しつつ、ブランドのDNAである筆記具に想を得た意匠を採用。ハンドルの付け根はペン先を、逆三角の切り替えは封筒がモチーフに。
◆ デルヴォー(左)
実は約60年続くマスタピースです
オヤジには目新しく映るメタルの留め具ですが、コチラ、ウィメンズバッグの名作として1967年から愛される「タンぺート」のアイコン。ゆえに淑女からは注目必至です。カーフをたっぷりと用い、織り込むように仕立てたマチも特徴的。
2026年6月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です













