こんなに大人顔のドクターマーチン、あるって知ってた？

ドクターマーチンといえば60年代後半から70年代にかけて、モッズやロックスタイルにおけるアイコン的な存在として知られています。ゆえに、ジャケットやスラックスを装う大人になった今、正直足が遠のいているという人も少なくないでしょう。

しかし、このたびリリースされた1足は、むしろ大人にこそオススメなんです。モデル名は、『1461デザート・オアシス・スエード』。8ホールの『1460』と並び、オックスフォードタイプの傑作と称される『1461』に、C.F.スティード社製のスエードを乗せているのが見ドコロです。

C.F.スティード社は、1904年創業の老舗タンナー。ドクターマーチンでは1970年代から採用し続けている、いわば盟友です。で、そのスエードなんですが、毛足がやや長め。これが、折しもフランネルやコーデュロイといった英国カントリーな生地がトレンドの今秋冬に、好相性なんです。

さらに、通常の3ホールよりスリムなラストによって、秋冬スタイルがほどよく上品にキマります。それでいて履き心地も軽量ですから、GoToトラベルにも履いて行きたくなるはず！

トレンドのモノトーンやブラウンといった渋い色のジャケットに、スエードシューズは抜群にマッチ。カラーは万能なブラックに、グリーン、パープルという足元で遊びを効かせられる色も揃っています。

また、オイルをしっかりと含んでいるので、防水性も◎。軽さとは裏腹に、グッドイヤーウェルト製法で堅牢に仕上げられている点も魅力です。

さらに、これぞまさに英国カントリーなブーツも出ているんです。ベースは定番の『1460』（通称8ホール）。そこになんとハリスツィードがコンビ使いされているんです。

ハリスツィードといえば、1840年創業の老舗であり、英国カントリースタイルにおける象徴的な存在。英国スコットランドのハリス島での生産にこだわり続けていることが知られていますが、こちらのコラボモデルも同じく英国製にこだわっていますよ。