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  • もしかしてまだ“水だけ洗顔”!? 令和のオヤジは“泡立て”の一歩先“飛び道具系”です【6選】

2026.08.01

もしかしてまだ“水だけ洗顔”!? 令和のオヤジは“泡立て”の一歩先“飛び道具系”です【6選】

メンズ美容の研究家・藤村 岳さん(53歳)より、同世代に向けた美容連載。今回のテーマは洗顔ですが、お伝えしたいのは「洗顔料を泡立てて、指の腹で優しく洗いましょう」なんて初心者向けの話ではなく、一歩も二歩も先のヤリクチです。新機軸が次々と投入され、おもしろい様相の“令和の洗顔”をご紹介!

BY :

文/藤村 岳(男性美容研究家)
CREDIT :

イラスト/ミツミマリ 編集/菊地奈緒(Web LEON)

「泡で優しく洗う」は初心者!? 令和の新機軸【飛び道具系“洗顔”6選

オヤジの皆さま、こんにちは。男性美容研究家の藤村 岳です。今回のテーマは、洗顔。沸騰化する地球で、皮脂も汗もダラダラの顔をいかにケアするか、ということをあらためて取り上げてみようかと。


美容は自己投資と、とっくに実践中のオヤジさんたちに、今さら「洗顔料を泡立てて、指の腹で優しく円を描くように洗いましょう」なんて、初心者向けのお話は不要でしょう。今回お伝えしたいのは、もう一歩先のヤリクチ。新機軸が続々と投入され、おもしろい様相を呈している令和の洗顔をご紹介いたします。

もしかしてまだ“水だけ洗顔”!? 令和のオヤジは“泡立て”の一歩先“飛び道具系”です【6選】

▲ 「肌グミ」で洗顔する岳さん。

● 藤村 岳(ふじむら・がく)

男性美容研究家・エッセイスト。1973年生まれ。雑誌・書籍の編集者として、生活情報に携わる中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。テレビやラジオ番組のほか、講演・イベントにも出演。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』『男の身だしなみ100の基本』。
HP/男性美容研究所
Instagram/@gakugaku8

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洗顔拒否界隈ってアリ? いえ、ワタクシはナシです!

洗顔という行為はいくつかの変遷を遂げているものでして、かつては身を清める非日常的な“儀式”だったものが、石鹸の登場で“衛生”に結びつき、やがては自己を高める“美容”という行為に。そして今では、ファッションの流行のように揺り戻しさえあって、“洗う”派と“洗わない”派の対立まで招くようになりました。


そう、世の中にはいるのです、“洗わない”派の人々って。例えばカナダ出身の歌手ショーン・メンデスは、「顔は洗わない」と発言して大きなニュースになりましたし、中国の俳優・陳学冬も「10年近く、水で顔を洗っていない」と語ってこれまた、驚かせました。もちろん、どちらも美容法としては、あまり推奨されないでしょう。いくらインフルエンサーといえども。絶対にワタクシは真似しません(笑)。


一方で、逆方向の極端な記録もあります。2019年にインドで258人が同時に顔を洗い、“最も多くの人が同時に顔を洗った記録”としてギネス世界記録に認定されたとか。「何の意味があるんだろう?」とは思いますが、世界には顔を洗わない人もいれば、みんなで一斉に洗う人たちもいる。人類は何千年経っても、洗顔で右往左往しているワケです。

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さて、本題。昨今、高機能&おもしろ洗顔が数々登場しております。


ちなみに朝の肌汚れって、寝ている間に出た皮脂、昨夜のスキンケアで塗ったクリームの名残りなどです。一方、日中は皮脂に加え、大量の汗と大気中の微粒子、メイクや日焼け止めなどが幾重にも重なりますから、夜の肌とは汚れの量・質ともにかなり違うわけです。


なので、朝と夜とで同じ気合いで洗い上げる必要はなく、むしろ「朝はライト、夜はしっかり洗いが正解!」とワタクシとしては結論づけております。だから、冬の朝などは、軽くコットンで拭き取るだけで済ますこともしばしば。


つまりは、メリハリをつけた洗顔こそが、令和のオヤジ美容のキモというワケ。今回は、そんなメリハリ洗顔にうってつけの、ベーシックとは対極にある飛び道具的アイテムたちを揃えました。


実際にワタクシが使ってみて、「これいい!」となった太鼓判洗顔料をご紹介いたします。

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【1】 資生堂

エンタメ気分で彼女とシェアしたい。オヤジもハマる!? “ぷるちゅる”なグミ洗顔

まず、彼女と一緒にぜひ試していただきたいのが、資生堂の「肌グミ」。美容液からグミのような弾力をもつ固形物が生まれるという、新触感の洗顔料です。ミスドの“もっちゅりん”とか、おもちゃの“タバスクイーズ”とか、この愛されもちもち感触が遂に洗顔にまで!とSNSで大バズり。「若い子向けでしょ?」とワタクシ、最初は思っていましたが、触ってみたら、その考えを大いに改めることになりました。

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「肌グミ」各60g 2420円(マツキヨココカラ&カンパニー限定)/資生堂

▲ 「肌グミ」各60g 2420円(マツキヨココカラ&カンパニー限定)/資生堂

というのも、泡立て不要で、軽く濡らして顔の上でクルクルとなでるだけと、とにかくお手軽。とろみ洗浄成分が肌に密着しながら余分な皮脂や角質をオフしてくれるので、寝起きでバタバタする朝でもラクラク完結します。


朝・晩の使用で約180回分というコスパもよく、しかもヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分に加え、ペプチドやCICA、ビタミンC入りなど、目的別に選べる3種類の展開なのもうれしいところ。「今日はどれにする?」なんて彼女と洗顔談義も楽しめるはずですよ。

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【2】 ビオレ

ゴシゴシしないのが令和流。角栓はジェル洗顔で“崩して”落とす時代です

続いてご紹介するのは、花王ビオレの独自技術“角栓崩壊洗浄技術”を搭載したジェル洗顔。“角栓崩壊”というパワーワードが、こちらもまたSNSを中心にバズっておりまして、「見たことある!」なんてオヤジさんも多いかと。


“トロメタミン”という成分が角栓内部にグイッと入り込んで、タンパク質をゆるめて浸透し、固まった皮脂を水になじみやすい状態に変化させることで、すすいだ瞬間に角栓が自ら崩れ落ちるようにオフできるというもの。

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独自の“角栓崩壊洗浄技術”を搭載していて画期的。ツメで無理やり絞り出したり、ブラシやスクラブでゴシゴシこすらずとも、肌に低負担で、あの悪目立ちする角栓退治ができるんです。“ディープクレイ”や“泡”タイプもあるのですが、ワタクシがオススメしたいのは、なじませていくと角栓から皮脂が溶け出した合図として白く変わっていく“ジェル”タイプです。


色変化で、洗い上がりのサインがわかりやすいというのが何よりいいですよね。鼻を触るとザラっとした感じがするという御仁は、こちらをクルクルとなじませましょう。

【3】 メディヒール

貼るだけですっきり。オヤジの毛穴も救われる!? 韓国発・鼻パック

少し話は変わりますが、ひと昔前。顔も洗わずいきなりマスクというのが流行りました。前夜からの汗や汚れがそこまで蓄積していない朝であれば、拭き取りタイプのアイテムでサッと汚れをオフしてから、そのままシートマスクもアリといえばアリ。でも、やっぱり洗顔してキレイにしてからのほうが、断然、いいですけどね。


で、朝の時短洗顔の延長として、もう1つご紹介したいのが、韓国コスメの中でも特に人気のトナーパッド。小鼻まわりや額、アゴなどに貼って使う特別ケアのアイテムです。水分を約95%以上配合したバイオセルロースシートで、肌に密着させ、毛穴汚れを溶かし出すというシロモノです。

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こちらも、余分な皮脂を溶かし、毛穴汚れをすっきりクリアにしてくれるワケで、しかも貼っておけばよいという手軽さがいかにも韓国コスメ。毎日の洗顔では落としきれない部分汚れだけを狙い撃ちできるので、例えば週末のスペシャルケアとして取り入れるのがよろしいかと。むか~し流行った、固めて剥がすタイプとは異なり、肌への負担が少なく、進化しているのがさすがです。

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【4】 ディオール

夏の“老け見え”の正体は代謝の低下。ディオールの美容液スクラブでくすみをリセット!

毛穴だけではなく、剥がれ落ちなかった古い角質などが肌に残ると、くすみやゴワつきが起こります。これが、オヤジの老け見えの正体だったりもするワケで。特に夏場は、外の酷暑と室内のエアコンによる冷えで自律神経が乱れて、新陳代謝が低下します。となると、肌に余計なものが積もっていくという。そんな時のお助けアイテムは、やはりスクラブ洗顔。でも、「シャビーなものだと肌を傷めそうで怖い」というオヤジさんもきっと多いでしょう。

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そんな時は、ディオールのスクラブマスク「プレステージ ル ゴマージュ N」に頼るのがよろしいかと。ごわつきを優しく整えながら、美容液のように贅沢な心地よさを味わえるとして評判なんです。ディオール ガーデンで栽培される唯一無二のバラ“グランヴィル ローズ”は、独自の交配を重ねたもので、4万種の中から選ばれたというものです。その花びらには、22の微量要素が含まれているそう。


それに加え、保湿成分の“トレハロース”を採用し、粒度の異なる2種のシュガーからなる“ダブル ローズ シュガー”が優しくオフ。単なるスクラブというより、むしろクリームマスクのように使える設計がお見事。顔になじませて約1分置いたあと、優しくマッサージして洗い流せばオヤジの積年のくすみも晴らしてくれます。こちらは週1~2回の使用がオススメです。

【5】 MEM

シャワーいらずでここまでスッキリ! 拭き取り洗顔はオヤジの味方

若い世代同様にメイクへの抵抗が薄れてきたオヤジにとって、クレンジングもすっかり当たり前の存在になったのではないでしょうか? 一部の日焼け止めは洗顔だけでオフできると言っておりますが、密着性の高いものを使った時や、塗り重ねた時などは、やはりクレンジングをするのがベター。


またBBクリームやファンデーションなどの肌色を補正するベースメイク、サラサラに肌をキープするためのパウダーなどを使ったらもちろん、きちんとオフするというひと手間を惜しまないでいただきたいワケです。

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で、そんな時に便利なのが、瀬戸口めぐみ氏の美容ブランド・MEM(メム)が出している拭き取りクレンジングのこちら。高知県・室戸の海洋深層水をベースにしたミネラルたっぷりな処方でして、たっぷりとコットンに含ませて優しくツルンとなでるだけで汚れもメイクもオフできるんです。


しかも、洗い流しが不要なので、パパッと済ませられるのがありがたい。これなら寝坊した時間のない日や、冬の寒い日の朝でも時短洗顔としても使えます。さらに、海藻や植物由来成分などをバランスよく配合し、クレンジングなのに、うるおいも補給してくれるという救世主的存在なのもオヤジさんにオススメしたい理由です。

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【6】 フロービス

泡立てないのに気持ちいい~♡ 美容液成分たっぷりの乳液で洗うという贅沢の極み

最後は、あえて泡立てない“乳液”タイプの洗顔をご紹介しましょう。新ブランド・フロービス(Flovis)の「エマルジョンウォッシュ」がそれなんですけど、ガラクトミセス培養液の発酵美容液をベースにした朝用の洗顔料で、美容液成分が97%以上という贅沢な処方。発酵ブームの美容業界にあって、最初に聞いた時は「また、発酵か」と個人的に思ってしまったのも事実。ゴメンナサイ。

「エマルジョンウォッシュ」120ml 4400円/フロービス

▲ 「エマルジョンウォッシュ」120ml 4400円/フロービス

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でもね、使ってみたら、「これ、いいじゃん!」となったのも、また事実なのです。まず、泡立てずに肌になじませるエマルジョンタイプなので、とにかく楽チン。起き抜けの素肌にクルクルとするだけで、ふわーっと汚れが浮き上がる。ワタクシ、泡立て得意ですけど、それでも面倒という時ありますもの。あのひと手間がないだけで、すぐに洗えるのは助かります。


また、洗うというより“与える”感覚に近いのは、整肌成分の“カキドオシエキス”や“サトザクラエキス”が入っているからかと。そして、洗い上がったあとは拭き取りでも、ぬるま湯で洗い流してもOKという2WAY仕様も実にいい。今は暑いのでササッと流しておりますが、きっと寒くなったら拭き取っておしまい、ということにすると思います。

汚れの質は、もう昔と違う。それでも水だけ洗顔で済ませますか?

もちろん、基本の洗顔は、丁寧に泡を立て、肌との摩擦を極力少なくして洗うもの。これはおそらく変わりません。さすがに“水だけ洗顔”なんて前時代的なオヤジさんは、ここまで読んでくださっている方にはいないでしょう。でも、念のため言っておくと、やっぱりオススメはできません。例えば、公害がいっさいなく、地球が沸騰化する前なら、アリだったかも。

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環境も食物も大きく変わっている今、おそらく、昔とは皮脂の質も違うのではないかと。そこにくっつく大気汚染物質やPM2.5等々、汚れそのものが変わっているのに、水だけで対抗できるワケがないとワタクシは思います。


だからこそ、洗顔を“汚れを落とす作業”ではなく、朝は軽やかに1日を始めるため、夜は肌も気分もリセットするためのものと捉えてはいかがでしょう。オヤジの皆さま、明日はいつもの洗顔を、ほんの少しだけ変えてみませんか? 案外、新しい1日は、洗い方ひとつから始まるのかもしれませんぞ。

※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

花王(ビオレ) https://www.kao.co.jp/biore

資生堂お客さま窓口 0120-81-4710

パルファン・クリスチャン・ディオール https://www.dior.com/ja_jp/beauty

フロービス https://flovis.jp

メディヒール https://mediheal.jp

MEM https://mem-mem.jp/shop

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