2026.08.16
アルコ&ピース平子祐希が“香水”というフェロモンを纏ったら、色気&モテ度がブースト中!【前編】
いま最もセクシーな芸人との呼び声が高い、アルコ&ピースの平子祐希さん。その色気の源泉は、「妻にモテたい」という一途すぎる愛だった!? 底知れない彼の色気をさらにブーストさせる、魅惑の香水も合わせてナビゲートします。前・後編2回に分けてお届け!
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写真/内田裕介 文/大塚綾子 編集/菊地奈緒(Web LEON)
アルピー・平子の色気の源泉は、「妻にモテたい」という一途すぎる愛だった!?

稀代の愛妻家にして、圧倒的なセクシーさを誇るお笑い芸人・アルコ&ピースの平子祐希さんにインタビュー。
結婚20年目の妻・真由美さんを「一生口説き落とせない」と語る平子さんに、パートナーと過ごすシーンごとに「ひとりの女性にモテる」極意をうかがいつつ、LEONからも逆プレゼン。その色気をさらにブーストするイチオシの香水を、フレグランスアドバイザーのMAHOさんがレクチャーします。
大人の色気が限界突破を引き起こす、スペシャルセッションがスタート! 前・後編に分けてお届けします。
シーン【1】 カジュアルデート:奥さまとショッピング
モテるテク【1】 「彼女が値札を見て戻した商品を、プレゼント候補としてメモっておきます」

── ではさっそく、シーン別に平子さん流の愛を育むメソッドをうかがっていきます。1つ目はカジュアルなデートシーンです。奥さまの真由美さんとは、よくショッピングに出かけるんですよね。
平子祐希さん(以下、平子) 奥さんの買い物に付き合うのが趣味なんですよ。休日は新宿の伊勢丹に行く奥さんについてまわって、記念日や誕生日に贈るプレゼント候補のストックを増やしています。
ストレートに「これが欲しい」と言われれば、一番わかりやすいし、その場でプレゼントすることもあります。ただ僕の中でプレゼントは「ちょっと背伸びをして買う」という信念があるので、奥さんが「欲しいけど、ちょっと高いな」と諦めるラインがプレゼントにはふさわしいと思っているんです。
── 見極めるポイントはありますか?
平子 棚に商品を戻す時の感じでわかるんですよね。値段を確認して、片手でスッと戻すんじゃなくて、両手でそっと大切そうに置くんです。「私なんかが取っちゃってごめんなさい」って。その所作で「欲しいけど諦めたんだな」とわかるので、覚えておくんです。
── (笑)。しっかり見ているんですね。
平子 あの所作を見逃さないようにしています。靴や服はサイズがあるので「試着だけでもしてみたら?」と促して本人の反応がよかったら、あとでトイレに行くふりをして店員さんにこっそりサイズを聞いたり。そうやってストックしたプレゼント候補の中から、後日に似たような物を買っていないか、さらに上回る欲しい物ができていないかをチェックするのも大切ですね。
僕たちの場合、気持ちは通じ合っているし、普段から言葉での愛情表現もしている。すでに内面が満たされ尽くしているうえで、じゃあそれ以外にどう気持ちを表現できるか、と考えた時に、最後のピースとしてプレゼントという手段があるんですよね。相手を思う気持ちこそがプレゼントなので、ちょっと頑張るというか、おざなりにしないようにはしていますね。
── 世の男性すべてに見習ってほしいです(笑)。ではMAHOさん、そんなショッピングデートにオススメの香りはなんでしょうか。
MAHOさん(以下、MAHO) はい。平子さんのカジュアルデートシーンにご提案したいのは、香りの図書館をコンセプトにした「ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ」の『オラトゥア』です。
◆ ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ
リラックスできる海辺の香りでありながらモードな街並みにも合うバランスが、お洒落♡
▲ 「オラトゥア」50mL 4万1800円/ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ(ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ ジャパン)
▲ 「オラトゥア」50mL 4万1800円/ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ(ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ ジャパン)
▲ 「オラトゥア」50mL 4万1800円/ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ(ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ ジャパン)

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▲ 「オラトゥア」50mL 4万1800円/ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ(ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ ジャパン)

▲ 「オラトゥア」50mL 4万1800円/ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ(ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ ジャパン)
MAHO 法曹界から香りの世界へと転身したフランス人カップル・アリスさんとピエールさんが手掛けるブランドで、フランス語の脚注という意味から名付けられました。この『オラトゥア』は、アリスさんの出身地・バスク地方の言葉で「波」という意味なんです。
ソーラーアコードという太陽の光を浴びたような温かな雰囲気や、潮風のようなミネラル感があり、ナチュラルな色気をふんわりと纏えます。ゆったりとしたニットや色落ちしたデニムなど、平子さんがお好きな西海岸風ファッションにも合わせやすく、デートの主役である奥さまを引き立ててくれる香りです。
平子 まさに海辺の香りですね。これはめちゃくちゃ好きです。僕は福島県のいわき市・小名浜出身なんですけれど、サーファーが多い土地なんですよ。潮風のような香りの中にどこかから漂ってくるコパトーンみたいなココナッツの甘みが、すごく夏っぽいというか。
MAHO 嗅覚からの瞬時の想起、さすがです! 『オラトゥア』は、バスクの海辺で過ごしたアリスさんの夏の思い出がコンセプトで、潮風の中に、サーフワックスにも使われる甘いココナッツがかすかに漂う、肩の力が抜けたムードの香り。
海というと、爽快なアクアティックノートやトロピカルノートになりがちですが、官能的で奥深いイランイランがミックスされているので、ヨーロッパ的な複雑さもあって、街中でつけていても浮かない、洗練されたバランスなんです。
ショッピング中に付かず離れずの距離感で奥さまの様子をうかがったり、試着室でちょっとイチャついてみたり。そんなシーンにもぴったりです(笑)。
平子 近づきがたいけど、実はひそかに憧れている3つ上のサーファーの先輩から漂ってきそうな香りです。潮の香りと甘いココナッツが溶け合った感じが、ちょっと大人びたムードと憧れがないまぜになった感情と重なって、めちゃくちゃ好きです。もう、これで終わってもいいくらいです。
── 取材が終わっては困りますが(笑)、カッコいい先輩の香り、わかります!
MAHO 香りを通して物語を紡ぐことを大切にしているブランドなので、フレグランスを1冊の本に見立てて、本型のボックスに収めているんですよ。平子さんの、相手の言葉を受けとめてから、絶妙な間を置いて返す、低めトーンの声や落ち着いた話し方も、このブランドのイメージに合っていると思います。
シーン【2】 スペシャルデート:奥さまとホテルで過ごす
モテるテク【2】 「とにかく圧倒的に彼女に向かって着飾って、惚れ直してもらいます」

── 次はスペシャルなデート。ホテルのレストランなど、ジャケットを羽織って出かける記念日デートのイメージです。著書の『今日も嫁を口説こうか』でも、「たまには圧倒的に妻に向かって着飾る」「イタリアの伊達男を気取り通せ」とありましたが、まさにこれはLEONのスタンスです。もしかして平子さん、LEONを読んでくださっていますか?
平子 読んでますよ。でもLEONに載っているような物は買えたことないですけれどね(笑)。
── ありがとうございます! では、平子さんご自身はここぞのデートではどんなファッションを選びますか?
平子 シンプルな白シャツですね。これ本人はもう忘れていると思うんですけれど、うちの母親の教えに「白シャツを一枚で着て似合う男になりなさい」というのがあるんです。
── おお、カッコいいお母さまですね!
平子 確か山田詠美さんの小説で、先生に叱られている息子をかばう母親が「うちの息子はヘインズのTシャツとリーバイスのジーンズが似合う男であれば、十分なんです」っていうセリフがあるんですよね。そこからも影響を受けました。
着飾りすぎるよりも、シンプルで上質な物をさらっと着るほうが、その人のパーソナルな魅力がより浮き彫りになるんじゃないかなと。海外の映画でたまに見かける、格式高いホテルをリネンの白シャツを羽織った紳士が歩くシーンに憧れるんです。あの余裕が欲しい。いつか僕も上質なリネンシャツが似合う白髪のおじさんになりたいですね。
MAHO そんな特別感のあるホテルデートで纏っていただきたいのが「ブルネロ クチネリ」の新作フレグランス『インカンティ ポエティチ リコルド パルファム』です。
◆ ブルネロ クチネリ
フレグランス名は“追憶”。特別なデートを忘れられない思い出へと昇華

▲ 「インカンティ ポエティチ リコルド パルファム」(100ml)5万2800円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)
MAHO ご存知のように「ブルネロ クチネリ」は、これ見よがしな華美なデザインではなく、やわらかなカシミアの質感やしなやかなレザーなど、上質な素材にこだわるイタリアのクワイエット・ラグジュアリーブランド。伊達男に憧れる平子さんにお似合いかなと。
『リコルド パルファム』は“追憶”と名付けられた香り。特別なデートを思い出に変えて、いつか追憶する。そんな物語を思い描きながら選びました。上質で華やかだけど、けっして派手すぎず艶っぽい。イタリア男的な愛嬌があって、真面目な顔をしてみんなを笑わせる、平子さんのイメージと重なります。
平子 これもいい香りですね。
MAHO まずクリアなスパイシーノートが迫ってくるんですよね。コリアンダーシードが全体をブーストしているので、優雅だけど重くなりすぎない。そのキレを伴っているのが、オヤジといえどもまだまだ若い、40代の平子さんにもマッチします。ほのかに香る甘いバニラと、カシュメランというカシミアを思わせるなめらかなタッチのムスキーさが溶け合って、とてもチャーミングなんですよ。
平子 僕、新婚旅行がイタリアだったんです。当時はまだバイトしないと食えない状況だったんですけれど、どうしても妻がイタリアがいいと言うので、実家住まいの彼女の貯金をはたいて。日本から持っていったドラ焼きをかじりながらの旅でした。
今年は結婚20周年なので、その旅行からちょうど20年。子供たちも連れて、秋にイタリアに行く予定なんです。当時と同じホテルに泊まって、同じ場所で写真を撮ったりしようかなと。

MAHO 素敵なプランですね!
平子 そのイタリア旅行にどの香りを連れていこうかなと考えていて。我が家では年に1度、子供たちが僕に香水を選んでプレゼントしてくれるんです。息子が選んでくれた、今使っている香水もとても気に入っているんですが、イタリアにはちょっと甘い感じがするんですよね。
バチカンの大聖堂のような格式ある場所を訪れることを考えると、もうちょっと重みや渋みのあるムスク感も欲しいなと思っていたので、この香りはバッチリですね。やっぱりイタリアの街並みには、イタリアの香水が合うのかな。
MAHO 実はこのフレグランスには、アキガラウッドというテクニカルなウッド香料が配合されていて、これがとても多面的な香りなんです。沈香(香木)を思わせる落ち着きもあるけれど、けっして重くない。クラシコとモードをうまく掛け合わせたような、モダンな香りに仕上がっているんです。
レストランなどでは、上半身にフレグランスをつけると食事のジャマになることもあるので、ぜひ太ももの裏あたりにつけてみてください。ここからは私の妄想ですが、真っ白なクロスがかかったレストランのテーブルの下で、奥さまとこっそり足先でじゃれ合う時や、ほろ酔いで乗った帰りのタクシーでもたれ合った瞬間にふと香ったら、すごくセクシーなんじゃないかなと。
平子 わかりました。アマルフィー(イタリア南部の美しい海岸)で、レモンパスタを食べる時につけたいと思います。
シーン【3】 ベッドタイム:奥さまと「好き」を伝え合う
モテるテク【3】 「この一瞬だけでも彼女を繋ぎ止めておくために、言葉を使って自分の思いを伝えます」

── 3つ目のシーンは、ベッドタイムです。オヤジ世代はセックスレスに悩むカップルも多いと思いますが、平子さんは著書の中で「前戯こそが本番」という名言を残していますよね。
行為そのものよりも、言葉を交わして指を絡め合うといった戯れこそがセックスだと。これは女性からするとまさに理想なんですが、照れ臭くてなかなか愛情表現できないオヤジにアドバイスはありますか?
平子 日本人男性特有なのかどうかはわからないのですが、「言わずとも察してくれるだろう」という甘えがあるんですよね。例えばご飯1つとっても、全部平らげたんだから、美味しいと言わなくても充分に伝わっているだろうとか。そういう意見がすごく多いんですよ。
本にも書いたんですけれど、言わなくても伝わるなら、とっくに言葉なんてなくなっているはず。特に日本語は、細かいニュアンスや感情を伝える言葉が豊富にあるし、敬語や謙譲語など、相手との関係性によって言葉が姿を変える。これほど細分化された必要不可欠である言葉を、なぜ使わないのか僕にはわかりません。
極論を言えば、口に出していないことは、全部伝わってないと思ったほうがいいですね。「察してくれ」というのは、自分の思惑通りに相手をコントロールする支配にも近いと思います。
── 本当にそうですね!
平子 僕は自分に自信がないので、「妻をこの一瞬だけでも繋ぎ止めておきたい」という一心で、言葉というツールを用いているだけ。結婚して20年経ちますが、彼女が自分のものだと思ったことはないし、この先もどうなるのかわからない。
必死にならないと、彼女の心を繋ぎ止めておけないんですよ。近いけれど、圧倒的に他人で、たぶん死ぬまで一生わからない存在。だから、言葉を使って自分の思いを伝える必要があるんです。
── 例えばどんな言葉をかけるんですか?
平子 ストレートに「生まれてきてくれてありがとう」とか「ああ、どうしよう、大好き」とか。頭に浮かんだ言葉をいっさいいじらず伝えます。ナルシシズムが発動して変に言葉を入れ替えたりカッコつけると、伝わるものも伝わらなくなるので、基本的にはすごく幼稚な言葉が多いですね。「愛してる」よりも「大好き」とか。
妻にはもちろん子供たちにも毎日言いますね。もう中3と中1なので、帰宅して自分の部屋に直行する日もあるんですけれど、必ず呼び止めて120%ハグします。中3になる息子はきっと嫌だろうなと思いますけれど、もう力づくで愛情表現していますね。
MAHO そんな素直な愛を伝え合うベッドタイムにオススメしたいのが、英国のフレグランスブランド「ネアンデルタール」の『them』です。
昨年日本に上陸したばかりの知る人ぞ知るブランドですが、創設者はロンドンにアトリエを構えるアーティスト・山田健太郎さん。ネアンデルタール人をテーマに、私たち現代人はどこから来てどこへ向かうかを紐解き、未来へと繋いでいくということを探究。アートと融合させて香りを表現しています。
◆ ネアンデルタール
その人の素肌がもつ“ヒューマンセント”を掻き消さない、清潔感の中に色気を漂わす香り

▲ 「ネアンデルタール them」(30ml)2万7000円/ネアンデルタール(オルファット)
MAHO 石器をもとにデザインされたボトルです。モテを意識するとついテクニックに走りがちなのですが、平子さんはこの石器のようにシンプルでピュアな感性を、丁寧に磨いてこられたんだろうなと。
平子 面白いデザインですね。
MAHO ベッドタイムだからといって、ありがちな甘ったるくてウェットすぎる香りではなく、むしろまっさらなシーツのように清潔感のある香りがそそられるかと。
この『them』はトップノートのキャロットシードがポイントです。ちょっと土っぽい原始的な側面もありながら、ヘルシーさももち合わせた香りになっています。濃厚な色気というより、拍子抜けするくらいフレッシュな香りなので、シャワーを浴びたての肌にも合うし、香りが主張しすぎず、その人の素肌がもつ香り“ヒューマンセント”と寄り添ってくれるんですよね。
平子 なんだろう、この香りは? ガラス窓を叩きつけるように激しく雨が降る夜に、白いシーツに包まれているイメージが湧きました。実は母からもう1つ「石鹸の香りがする男になりなさい」という教えもあるんです。これは、石鹸の香りに近い清潔感がありますね。

MAHO またしてもお母さまの名言が! 日本では石鹸の香りが大人気なので種類も豊富ですが、この『them』はムスクのようなアニマリックさを秘めていて、清潔感の中にちょっとひねりを加えているんです。
平子 僕自身はベッドタイムをあまりポジティブに捉えられないんですよね。ベッドでは相手の過去も含め、自分が知り得ないものを知るためにあがくけれど、結局毎回すべてを知り得ずに終わるので。でも、そんな時にこの香りがあったら、ある種の援軍になってくれる気がしますね。
後編に続く
● 平子祐希(ひらこ・ゆうき)
1978年福島県いわき市生まれ。お笑いコンビ・アルコ&ピースのボケ&ネタ作り担当。情緒深く愛のある言い回しを駆使して、独自の世界観を繰り広げる、いま最も忙しい芸人の1人。コンビでパーソナリティーを務めるTBSラジオ『D.C. GARAGE』は熱狂的な人気を誇る。夫婦愛をテーマにしたエッセイ『今日も嫁を口説こうか』(扶桑社文庫)も大反響。2026年2月刊行の、182cm・99kgの恵まれた体型を活かした写真集『艶夢』(講談社)も話題を呼んでいる。

● MAHO(まほ)
フレグランスアドバイザー・評香師。香水の魅力を伝える巧みな話術と表現力で、メディアやセミナーでの情報発信、トレーニングサポート、製品ディレクションなどに携わる。フレグランスカウンセリングの先駆者で、予約制のプライベートサロンは男女から人気。日本調香技術普及協会理事。日本フレグランス協会常任講師。
■ お問い合わせ
オルファット(ネアンデルタール) https://olfatto.jp/pages/neandertal
ノート・ドゥ・バ・ドゥ・パージュ ジャパン https://notesdebasdepaje.co.jp
ブルネロ クチネリ ジャパン https://www.brunellocucinelli.com
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