2017.11.10
アウトドアは街でモテる? スーツにマウンテンパーカが合うそのワケ
タフな男らしさの象徴として、LEON本誌ではお馴染みな“4ポケ”アウター。そのオリジナルのひとつであるマウンテンパーカは、山男にならずとも男らしさをサラリと街で装える定番アウターです。
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写真/蜂谷哲美(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 文/竹石安宏(シティライツ) 編集/長谷川茂雄
シエラデザインズのマウンテンパーカ
元祖ヘヴィデューティ、マウンテンパーカは街の大定番だった
アメリカのアウドドアブランド、シエラデザインズがマウンテンパーカを発売したのは1968年。ベルクロ留めの4ポケットや袖口、ドローコード付きフードなど機能的なディテールが満載されていますが、最大のキモは当時の最先端素材「60/40クロス」を使用していた点です。のちに日本では“ロクヨン”という愛称で親しまれる同素材は、コットン58%ナイロン42%(=約60%×40%)の混紡素材であり、軽く丈夫で耐水性や通気性、耐摩耗性に優れ、温かみのある風合いも備えるスグレモノ。そんな高機能と男らしい4ポケスタイルが合間って、マウンテンパーカは山だけではなく、街の大定番になったってわけです。
“激しい使用に耐える=男らしい”というヘヴィデューティのイメージは、いまもアウトドアウェアの大きな魅力。そんなモテに欠かせないイメージをエクストリームな雰囲気ではなく、あくまで肩ひじ張らず、ちょいレトロで大人らしく採り入れられるマウンテンパーカ。ワードローブに加えておく価値は十二分にあるはずですよ。
時代を超越した骨太さこそマウンパの魅力
シエラデザインズのマウンテンパーカ
通称ロクヨンには普遍の魅力があるんです
コーディネイト実例
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