2017.10.03
LEONがオススメする最旬アイテム#1「ブラウンスーツ」
ファッションの世界においては、SNSなどの影響でトレンドの細分化が進んでいます。何がブームかわからない読者のみなさまに、絶対に買って使える5つのキーアイテムをご紹介します。まずは大人に必須のスーツからスタートです。
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写真/林 敏一郎(FOREST) スタイリング/稲田一生 スナップ/Massi Ninni 文/持田慎司
では格好良く着こなすにはどうすればいいか。答えは簡単、アップデートすることです。
実はスーツは変化がないように見えて毎年小さな変更を加えながら、時代に合わせてアップデートを繰り返しています。でなければ、これだけのマーケットを維持できませんし、事実、毎年スーツを買い足し、買い換えるという方も決して少なくはありません。
その小さな変化が大きな違いを生むことは周囲を見ても明らか。未だバブル期のような肩の張ったスーツは言うに及ばず、10年前あたりに購入したものなら薄い肩パッドに長い袖が特徴で、着丈は極端に短く、パンツはぴっちりの長めのストレート…。ほら、あなたの周りにもいますよね、そんな人。
およそ5年でその印象がガラリと変わると言われるのがスーツであるというのは本当なのです。
で、ここ近年はその変化の最大期と言われています。その詳細はここでは割愛しますが、何よりポイントは色。ネイビー、グレーという定番色にどうやらブラウンが参入しそうな勢いらしい。
大人の余裕を感じさせるブラウンという選択
大人の着こなしにピッタリなブラウンスーツの選びのポイントは次の通り。
グレーやネイビーと同じ感覚で着るなら、まずは無地を選ぶのがベターです。手持ちの白シャツやブルーシャツにすんなり合わせられます。ブラウンといっても着こなしに悩むことが減るかと。
2.太すぎず細すぎない、ほどよいシルエット
大人のスーツはフィッティングが大切です。どんなに上質な素材でもサイズ感が合わなければもったいないことに。イタリアスナップのように、ジャストサイズでお召しくださいませ。
3. まずはベーシックなシングルタイプから
初めてのブラウンスーツはシングルタイプから買い揃えるのがよいでしょう。さらにブラウンスーツを楽しみたい、という方は、スリーピースやダブルなども選択肢に入れておくのもアリです。
生地の選びとプロポーションの美しさに注目
ラグジュアリーが極まるブラウンスーツ
ほんのりオリーブがかったお洒落なブラウン
クラシックが香り立つ3ピース型
変化球のブラウンスーツも大いにアリ
ブラウンスーツはこんなに着回せる
左●ブラウンスーツは白シャツ&白チーフで十分ドレッシーな雰囲気にタイドアップ可能です。ネイビー、グレーの次なるビジネススタイルの色調として絶好です。スーツ14万円/デ・ペトリロ(伊勢丹新宿店)、シャツ2万9000円/スティレ ラティーノ、チーフ2800円/ビームスF(ともにビームス ハウス 丸の内)、タイ2万5000円/フランコ ミヌッチ(エストネーション)
右●ブラウンスーツは柔らかな印象ゆえ、ドレスダウンにも使いやすい色。ミドルゲージの白ニットにスカーフをさらりと巻けば、艶のある着流しスタイルが完成します。スーツ14万円/デ・ペトリロ(伊勢丹新宿店)、ニット3万2000円/グランサッソ(エスディーアイ)、ネッカチーフ2万円/アネー(ビームス ハウス 丸の内)