キャラ立ち効果も抜群！ 差し色ならぬ“差しミッソーニ”

70年代の華やかなモチーフ使いや、80年代のデコラティブなデザインが人気を集める中、あのブランドへの熱視線が集まっています。イタリア発のラグジュアリーブランド、ミッソーニです。

同ブランドといえば、鮮やかな色使いや幾何学模様などを駆使した独特の柄をデザインしたニットが有名。70年代にはミッソーニ旋風を巻き起こしました。その独自性の高いデザインは、今も相変わらず。メンズのニットにおいて柄物が充実しているブランドは少数派とあって、柄ニットが注目を集める今、熱視線が注がれているってわけです。

その盛り効果は一目瞭然。ココンチらしい多色使いとアート的とも言える柄使いは、一発でミッソーニの世界観を楽しませてくれます。そのキャラの強さは、もはやスタイルの垣根を問わず。ジャケットから色落ちデニムまで、幅広く盛り効果を発揮してくれます。

一見アーガイル柄のようで、独特な歪みで表現したこちらの一枚。シンプルな黒のスーツに対して、単に差し色というだけでなく、個性的な雰囲気を注入することができます。ならば、足元もベルジャンシューズでキャラ立ちを。スーツにタートルネックニット、スリッポンと本来シンプルなコーデも、独特の世界観に仕上がります。

柔らか&軽量なスエードを採用したライダースジャケット。ラフにして上質感も両立する大人の休日コーデに遊び心を加えるには、ボーターニットは確かにお役立ちです。しかし、さらに休日らしさを盛るなら、こんなグラデーションカラーはお役立ち。モノトーンをベースにすれば、難易度の高いグラデカラーもまとまりやすいですよ。

ミッソーニお得意の幾何学柄は、ジャケットのインナーからのチラ見せだけでも盛り効果十分。大人の休日コーデにおいて、ダブルのジャケットと薄く色落ちしたデニム、そしてニットは定番ですが、ゆえにローファー然りアイビースタイルで陥りがちなお定まり感アリ。そこから頭抜けるには、こんな柄ニットこそ出番です。