2025.10.24

触れればわかる「ロエベ」の極上“トロみレザー”が大人に優しさをもたらします

我々オヤジにとってレザーはワードローブに欠かせないアイコンですが、これからの大人のレザースタイルに必要なのは、無骨でタフな男らしさ一辺倒ではなく、「優しさ」と「しなやかさ」。その最適解をもたらしてくれるのが、ロエベの新作レザーコレクションです。

CREDIT :: 写真／人物・生田昌士（hannah）、静物・蜂谷哲実（hachiya studio）　スタイリング／四方章敬　ヘアメイク／KOTARO　文／竹内虎之介（シティライツ）

「ロエベ」のレザーコレクション

優しさは目に見えてこそ伝わるのです

オヤジにとってレザーはワードローブの永世定番。ですが、いまやその装いを男らしさ一辺倒で押し切る時代ではなくなりました。

その点、「ロエベ」のレザーは、触れればちゃ～んと優しさが伝わる極上のトロみが身上。さらに今季は、一見してしなやかさを感じる、遊び心たっぷりのバッグも勢揃い。だから、それらをこなしにちりばめればまさにいま欲しいレザースタイルの最適解が手に入るのです。

◆ コレクション【1】

トロリなレザーシャツ

手に吸い付くようなしなやかなタッチとトロリとした柔らかさを備えたレザーシャツは、まさにひと目で優しさが伝わるレザーの象徴。それでも、そこはかとなく男の色気が漂うあたりにオヤジがレザーを纏う理由があります。

艶っぽくもしなやかなバイカラーレザーシャツ

シャツアウター63万8000円、Tシャツ8万2500円、パンツ22万3300円、シューズ14万6300円、バッグ「パズルトート」34万3200円（すべて予定価格）／ロエベ（ロエベジャパンクライアントサービス）

光沢感としなやかさが魅力のライトウエイトなナパラムスキンのオーバーシャツ。黒とバーガンディのコントラストカラーも目を引く、エレガントな一枚です。

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『正方形讃歌』を反映したパズルトート

[W42×H41×D18㎝] 39万7100円（予定価格）／ロエベ（ロエベジャパンクライアントサービス）

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今季、ロエベは「アイデアのスクラップブック」をテーマに、改めてロエベらしさの妙を追求。その中核をなすトピックが、ジョセフ・アンド・アニ・アルバース財団とのコラボレーションです。

ジョセフとアニのアルバース夫妻はともに20世紀モダニズムの先駆者であり、ミッドセンチュリーを代表する芸術家。そんなふたりの作品に着想を得た新作コレクションに流れるのは、まさに彼らの思想の進化形ともいうべき表現です。

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ジョセフ・アルバースの『正方形讃歌』シリーズに見られる入れ子状に重なった色彩のブロックがパズルやフラメンコクラッチといったバッグのフォルムと高次元で融合し、アニ・アルバースの絵画のようなテキスタイルがシグニチャーバッグに生き生きとした触覚性をもたらします。

単なる作品の拝借とは一線を画す両者の融合。見ていると、新たなモダニズム作品の誕生に立ち会ったかのような興奮を覚えます。