【女子目線】初秋でも許せる短パンおじコーデ５選

暦の上では秋と言えども、一向に秋風の吹かない日本。涼しく快適な短パンはまだまだ脱げそうにありません。でも、LEON読者たるもの、どこかに秋のニュアンスを感じさせたいでしょ？ そこで今回は、女子目線から、来る秋を感じさせるメンズの短パンコーデについて、忖度と遠慮なくコメントさせていただきます。どうぞご自分の初秋の短パンスタイルを組み立てる一助とされてください。

シワ加工されたヨレヨレのロンTにショーツ。指先まで隠してしまうロングスリーブが幼く、マザコンっぽく見えちゃいますが、ショーツやシューズ、その他諸々を黒でまとめることで、スタイリッシュに見せているわ。第一、この枯れ葉色が秋を感じさせてます。秋っぽくしたいならまずブラウン、カーキあたりから取り入れるのが正解……にしても、右後ろにいるのはリマールかしら（笑）？

秋冬のアウター定番であるMA-1にカーゴショーツ、足元はティンバーランドのイエローブーツ。無骨なアイテムばかりだけど、どこか品よく見えるのは、シックなベージュで揃えているからね。短パンは重くなりがちなミリタリースタイルを軽く、エアリーに見せる効果も担っています。

短パンのレングスはデリケートな問題。この方、かなり短めですが、ルーズシルエットの長袖シャツをショーツにタックイン。後ろ裾を出すという女子風コーデで、どこかフェミニンな空気感を醸成しているところに共感が持てます。本音を言えば、膝上ショーツからはすらっとカモシカのようなおみ足を拝見したいものですが。

サイケデリックな柄ショーツに、スニーカーを色リンク。さらにサングラスのフレームまでも極彩色で、実にヴィヴィッド。トップスを白のプルオーバーシャツにすることで、上手にバランスを取ってますが、それでもいささか秋には浮いちゃうわよね。暑くても、お洒落は季節を先取りすることから始まるんだと思うの。

フェード感のあるミリタリーシャツ。カーゴショーツとのコーデはいうまでもなく無骨なんですが、パープル×オレンジのニューバランスで明るさをプラスしているところに注目したいわ。で、短パンをチョイスしたのも、この方の勝因。普通のミリタリーパンツを合わせたと想像してみてよ。コンバットゲーム帰りかと勘違いしちゃうから。