男性だけでなく女性も！ 目元のTマークは色気が漂う！

2005年にスタートしたトム フォード。男性的でありながらも色気のあるデザインは、2008年に映画『007 慰めの報酬』でジェームズ・ボンドのスーツを手がけたように、まさしく男の一張羅に相応しいブランドです。
 
自身がメガホンを取った映画『シングルマン』が高い評価を得たように、デザイナーのトム・フォードは実に多才。大学生の時には美術史や建築を学び、さらには俳優経験もあるほどですからね。それら知識と経験が、デザインだけでなくプロダクトとしての評価も高いアイウエア作りに生かされています。
 
トム フォードのアイウエアは、重厚感がありつつラグジュアリーな色気を含んでいるのが見どころ。太めのフレームは存在感たっぷりで、男らしさを強調します。そして色気を放つのは、言うまでもなくヨロイからテンプルへと繋がるゴールドのTマーク。シンプルにしてアイコニックな同マークは、レディースにおいても人気を集めています。
 
肝心なのは、単にファッションアイウエアではないと言う点。一度掛けるとわかりますが、その掛け心地は実にかっちりとしています。また、サングラスよりもフィッティングがシビアになるオプティカルフレームを展開している点も注目。アジアンフィットを開発するなど、見栄えだけでなく見え方にも一家言を持っています。燦然と輝くTマークは、オシャレなだけじゃなく信頼の証でもあるってことです。

単なるクラシックとは一線を画す定番モデルの「Cary（キャリー）」。ウェリントンをベースにしつつ、全体的に丸みを持たせたシェイプを披露する中、テンプルは極太で存在感を強く主張。その迫力あるフレームに、Tマークが華を添えます。

こちらも初期から展開するTF5040。フレームやテンプルは、サングラスのキャリーと同じ。眼鏡としては主張が強めですが、アジアンフィットモデルを揃えるとあって、いざ掛けると自然にキマります。

トレンドシェイプであるクラウンパントの雰囲気を帯びた「Jameson（ジャムソン）」。クラシック人気が依然高いアイウエアシーンにおいて、まさに気分な一本です。定番キャリーと比べるとフレームもテンプルは細身ですが、太めのブリッジにここらしさが滲みます。

新作ではゴールドのTマークがなんとブラックに。より男らしさを増した印象を与えることができます。

こちらもTマークにブラックを配色した新作の「Dax（ダックス）」。スクエアシェイプが、トム フォードならではの極太フレームが備える重厚感をより印象付けます。

映画『007 スペクター』で主演のダニエル・クレイグが着用した「Henry（ヘンリー）」。1950年代に登場したサーモントタイプは、デミ柄になると一般的にはかなり渋めな雰囲気になりますが、ゴールドのTマークがラグジュアリーな印象に。

こちらも映画『007 スペクター』で主演のダニエル・クレイグが着用した「Snowdon（スノードン）」。定番キャリーよりもややシャープさを増したウェリントンタイプで、デミ柄がクラシックな印象を強めます。渋い色みに、ゴールドのTマークが抜群に映えます。