“制約”がむしろふたりの刺激になるドレスコードありなパーティー

男女で長くつき合うほど、頭を悩ますのがマンネリという先の見えないトンネル。気の利いた諸兄なら、次なるデートプランを随時アップデートしているかもしれませんが、なかなかそうもいかないという方もいらっしゃるでしょう。ここは思い切って、普段行ったことのないイベントに足を運ぶのはいかがでしょう。未体験という刺激がふたりの関係にいい緊張感をもたらし、継続へ繋いでくれるのです。そんなふたりにオススメのイベントがこの３つ。パーティは散々経験済みという方もご安心を。今回ご紹介するのはただのパーティではありません。脱ブナンどころか、ふたりの関係を初めて会った時のように熱くしてくれるかもしれない特別なものですから。

仮面舞踏会といえば、映画『アイズワイドシャット』の世界のように、怪しげな世界を想像するかたも多いのはないでしょうか。きらびやかな装いや仮面を付けた人々が集まる舞踏会の起源は中世後期のヨーロッパまで遡ります。当時は王族の息抜きとして、また国民が身分に関係なく王族に接することができる機会として仮面をつけたパーティがあちこちでおこなわれていたようです。

そんな仮面着用をテーマとしたイベントが愛知県名古屋にて開催されます。会場は名古屋を代表するラグジュアリーなゲストハウス「アマンダンテラス」。コチラは華やかなバンケットとプール付きのガーデンが併設され、2階のテラスからは名古屋中の夜景を見渡すことができるというもの。会場に一歩足を踏み入れれば、そこは別世界。仮面を付けてドレスやタキシードに身を包んだ男女が優雅に佇む非日常的な空間は、いつものデートに少々飽きているカップルには刺激的な夜になること間違いありません。

六本木を代表するラグジュアリーホテル『グランド ハイアット 東京』で定評のあるオールデイダイニング「フレンチ キッチン」。ここで開催される話題のイベントが「ソワレ ブランシュ」です。1970年代に南フランス・サントロペで始まった白をテーマにしたサマーナイトイベントの東京版。ドレスコードは“オールホワイト”という想像しただけでも盛り上がりそうなもの。会場も白を基調とした装飾と凝った照明により、世界有数のリゾート地を発祥とするラグジュアリーパーティーの世界観を見事に再現しています。

ドリンクはフリーフロー（飲み放題）のシャンパンやワインが用意され、食事もバーベキュー料理、トリュフ風味のフレンチフライ、特別なエクレアなどスイーツも味わえ、まるで南仏コートダジュールにいるかのような雰囲気。アクセスのいい六本木で南仏の刺激が体感できるので、ぜひおふたりで参加されてみてはいかがでしょう。

ドレスコードといえば、男性はスーツかタキシード、女性は背中のパックリあいた煌びやかなドレスというイメージをしがちですが、日本の夏イベントのドレスコードで外せないのが浴衣です。ご紹介するのは一般的な夏祭りとは異なり、実に刺激的な時間を過ごせるものなのです。

その名も「ゆかた de カルネ 2017」。由緒あるスペイン建築で著名な小笠原伯爵邸にて行われるこのイベントは、約1000坪の敷地に広がる庭で行われるオトナのためのバーベキューパーティ。文字通り趣向を凝らした肉料理（カルネ）とキンキンに冷えたスペイン産ワインが暑い夏の夜、ふたりの気分を高めてくれます。浴衣を纏うだけでも気分が変わるでしょうから、イベント後ふたり並んでそぞろ歩きでもすれば、忘れられない夏の思い出になること必至ですよ。