バルミューダのスピーカーは音と光の感動体験だった

この6月に発売されて以来、高い人気で予約待ちとなっている「BALMUDA The Speaker」。その最大の特徴はなんといっても高いデザイン性にあります。ランタンのような筐体内部には真空管を模した3基のLEDユニットが搭載され、再生する「音」を独自のアルゴリズムで「光」に変換。その速さは0.004秒でシンクロし、見た目にも曲の臨場感を増幅させてくれます。

光り方も３種類が用意され、曲に合わせてダイナミックに光る、アップテンポな楽曲向けの「ビート」、ほどよい抑揚でバラードなどの落ち着いた曲に適した「アンビエント」、楽曲を問わず常にゆらぎ続ける「キャンドル」から選ぶことができます。

中でも「アンビエント」モードはヴォーカルの声や吐く息にあわせて光が揺らいでいる印象で、まるでアーティストがその場にいるような雰囲気を感じさせてくれます。

それというのも、バルミューダの寺尾玄社長は創業前にミュージシャンとして活動していた経験があり、本製品にもそんな「ライブステージのような音楽体験を光で再現する」という強いこだわりが込められているのだとか。まさに擬似ライブが体験できるので、このコロナ禍でオウチ時間が増えた方にもぴったりです。

もちろん光のギミックだけでなく、音質にも抜かりはありません。77mm口径のフルレンジスピーカーを上部に配置することで、360度に広がるような立体的な音を実現します。これにより、アクリル製の密閉型エンクロージャーと相まって、クリアでありながらも柔らかく抜けるようなサウンドを楽しむことができます。

なお、音源の入力方式はブルートゥースだけでなくAUXにも対応。内蔵式の充電バッテリーにより連続再生も最大7時間を誇るので、室内だけなくアウトドアなど様々なシーンで活用することができます。

バルミューダといえば高いインテリア性がその最大のポイント。同社のオーブンレンジやトースター、電気ケトルなどを使っているユーザーであればその質感は既に実感されているかも知れません。このスピーカーも、そんな落ち着いた質感とともに、優しい音と光で毎日の生活を彩ってくれます。

テーブルに、キャビネットの上に、キッチンに――。どこに置いてもサマになるので、インテリアにこだわる人やちょっと部屋をアップグレードしたい人にもうってつけ。音をオフにしていてもキャンドルのように光を揺らめかせることができるので、バーのような雰囲気でお酒を楽しみたい時や、オウチデートにもぴったりです。

使えばまさに感動を覚える、生活に寄り添ったスピーカー。

大人の部屋にふさわしい音響アイテムを探しの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。