2025.06.22
iPhoneのAI活用術! 「作文ツール」でココまでできます
2025年4月より日本でのサービスが始まったAppleによるAI「Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)」。でも、イマイチ使いこなせていない人も多いはず。ここではそんなAIの“モテる”使い方を紐解きます!
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文・編集/平井敦貴(Web LEON)
そのデートプラン、1分で立てられます

不意に彼女から聞かれた時、あなたならどう答えますか?
「それなら詳しい知り合いに聞いてみようか」
「ググったらココがオススメみたい」
「インスタだとこの店が良さそうだね」
はい、どれも間違いじゃありません。が、今ならAIに聞くのがスマートで効率的。となると「ChatGPT」の出番ですが、実はiPhoneの「Apple Intelligence」ならもっと手軽にできるんです!
その方法は至ってカンタン。iPhoneの画面の一番下を2回タップし、Siriに聞くだけ。「ChatGPT」と連携し、なんでも答えてくれます!(※最新バージョンのiOSがインストールされていて、Apple Intelligenceがオンになっていることが必須条件です)
ということで今回は、そんな「Apple Intelligence」の使い方をご紹介。AIビギナーの皆さんもぜひ覚えていってくださいね!
そもそも「Apple Intelligence」とは?

肝心のAI機能ですが「ChatGPT」と連携しているため精度は十分。さらに「Apple Intelligence」を経由することで「ChatGPT」には個人情報が暗号化されて送られるので、プライバシー面でもアドバンテージがあるんです。
進化したSiriに聞いてみた
「石垣島の2泊3日のデートプランを考えて。具体的な場所も教えて」
と入力してみました。ちなみに毎回「ChatGPT」を使用するかどうかを聞かれるのですが、これはプライバシーへの配慮によるもの。「Apple Intelligence」で尋ねた内容はiPhoneにも「ChatGPT」にも残らないため、「AIに情報を渡すのがなんだか怖い」という方もこれなら安心です。
あっという間にデートプランが完成
「明石食堂」や「フサキビーチ」など具体的な場所が入っているのでこのまま使えそうですね! さらに情報を加えれば、より目的に合った内容にすることができます。
ちなみに「ChatGPT」に課金しているユーザーであればそのまま拡張プランが使用可能。これまで「ChatGPT」アプリをイチイチ起動していた方も、これからはOSネイティブでAIが活用できるんです。
もちろん石垣島だけじゃなく、地方都市や海外の旅先もSiriに聞けば詳しい情報を教えてくれます。「次の旅行はどこがオススメ?」なんて、ふたりで聞いてみるのもオススメ。AIはそんな会話のツールにもなるんです。
Siriだけじゃなく「作文ツール」で同じことができます

それが「作文ツール」。例えばメモアプリを開いてテキスト部分を長押しすると「作文ツール」が出てくるのでこれをタップ。あるいはツールバーの右端にある「作文ツール」アイコンをタップすることで呼び出せます。
さらに、
「ロマンチックな雰囲気を強調したプランにして」
「アクティブな体験を増やして冒険館のあるプランにして」
といったカスタム提案もしてくれるので、ベストなプランになるまで何度もリトライできるんです。
作文ツールは文字校正や要約も得意!
今や日常的に使われてるAIですが、イマイチ使い方がわからないという方も多いでしょう。でも、OSネイティブの「Apple Intelligence」ならどんな時でも呼び出せて、いつでもAIがサポートしてくれます。
日々の仕事はもちろん、遊びだって時間を有効に使いたいもの。まずはiPhoneの画面下を2回タップして、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?