2017.11.17

PT01の10周年パーティーにいざ。

文/堀川正毅(LEON 副編集長)
読者諸兄にお馴染みの美脚パンツの「PT01」が日本上陸10周年とのことで、 お祝いの席にお邪魔してきました。色々と思い入れのあるブランドということで、今回はちと私的な記述となります。ご了承ください。
10年……、PT01がデビューした時をいまでもよく覚えています。当時、某ブランドで腕を磨いていたマリオ・ステファノ・マラン氏が老舗パンツメーカーのコベール社に入り、「PT01」なるブランドを立ち上げるらしい、というニュースがPittiに来場しているバイヤーさんやジャーナリストの間でちょっとした話題になっていました。で、登場するやいなや、美脚効果が期待できるテーパードシルエット、貫禄バディなオヤジさんも安心して履ける余裕のある尻周り(でもスタイリッシュ!)なソレは、瞬く間に人気パンツの仲間入りを果たしたのでした。

まだ駆け出しだった私は、フィレンツェの有名セレクトショップ「ミロルド」のショーウィンドーにPT01を用いたトルソーが組まれているのを目にした時から愛用者のひとりに。以来、進化を続けてきたPT01はいまでも私のベストコーディネートに欠かせない一本になっています。
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最後のコベール社の若社長夫妻(左端)、ディレクターのドメニコ・ジャンフラーテ(中央)、前社長夫妻(右)に小林社長(右端)。11年目もよろしくお願いいたします!
そんなPT01と10年ともに歩んできたのが、小林社長率いる「トレメッツォ」。いまではバグッタやタリアトーレなどメジャーブランドをいくつも取り扱っている辣腕ディストリビューターですが、当時はまだまだ小規模(失礼します!)で、PT01がどうなるかなんて、実際のところ誰もわからずな状態でした。それでも地道に営業を続け、いまのような立ち位置を確立するに至ったわけですから頭が下がります。そしてそれが媒体やショップにとってどれほど大きなことだったのか。感謝の気持ちでいっぱいです。
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トレメッツォと言えば!なバニーガール。 小林社長をセンターに。おめでとうございます。
ブランドをヒットさせる、世に浸透させることの難しさはもちろんあるのでしょうけれど、成功させて、多くの人をハッピーにする事象をリアルタイムで目にすることができたのは、私にとってはPT01が最初だったのかもしれません。ファッションを生業としている人間の端くれとして、これはとても勇気づけられること。LEONを通じて、多くの人がハッピーになってくれたらと、PT01の10周年記念パーティーに参加して、改めて思った次第です。

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