撮った写真が動きだす？魔法のようなスマホ装着型インスタントカメラが登場

夏がやってきます。食べ物がおいしく楽しい季節です。
この時期、BBQやビアガーデン、グランピングなど人が集まって食をともにする機会が多くなるかと思いますが、そんな楽しい思い出をどのように残しますか？山中でのビア缶チキンや海辺のスパムむすびなど、夏ならではのフォトジェニックなワンシーンをスマートフォンでパシャパシャするのもいいですが、せっかくの思い出を写真フォルダの1枚にしてしまうのもなんだか惜しいような……。
 
そんな夏を前に、これは！というアイテムを見つけました。

 「PRYNT POCKET（プリント ポケット）」というこのアイテム、一言で言うなら「写真が動くインスタントカメラ」。さながら「ハリー・ポッター」に出てくる新聞です。これをスマートフォンに取り付けて撮影すると、その場で写真が印刷される……というだけでも驚きですが、その写真がAR(Augmented Reality：拡張現実)になっていて、スマホをかざすと10秒程度の映像（撮影した時の光景）が映し出されるのです。

と、言葉ではなかなかイメージが湧かないかと思い、編集部で実際に試してみました！
なんだか最新すぎるし、難しそうだなあと思いながら接続してみると、あれ、解説が動画になって表示されるではありませんか。わかりやすい。サクサク準備完了しました。

ワクワクしながら、早速LEON8月号を撮ってみました。静止画として印刷されるのは撮り始めの瞬間で、その後10秒間の動きはしっかりAR用の動画として保存されております。

バッチリ、写真がプリントされました。さて、いよいよARを体感してみましょう。専用アプリの画面をこの写真にかざすと……

写真が動き出しました！実は写真を撮る時に、パラパラと本誌をめくっていたのですが、その映像がARとなってバッチリと動いています。おわかりいただけますでしょうか。

見た目にも楽しい食べ物は、ついついそれだけにカメラを向けがちですが、せっかく良き仲間が集って楽しむ食事ですからその思い出を写真だけでなく、映像や音声とともに残してみてはいかがでしょうか。




余談ですが、先日、久しぶりに雑誌をジャケ買いしました。

いいですねえ。カレー大好きです。これを見ると、やっぱり食べ物の画というものには人を惹きつけてやまない魅力があります。こちらの雑誌、内容も大変おもしろく（ほんとうにいいんですよ、これが）、いそいそとバックナンバーを探しに行くと、創刊号は「ごはんの味」、第2号は「おいしい魚」と、これがまたいい。
 
表紙はどの号も、どどんと食べ物のイラストだけですが、ページをめくるといかに食べ物を通じて人と人とが繋がっているかがわかります。おいしい食べ物あるところに、良き人ありですね。みなさま、大事な人とおいしい夏をお過ごしくださいませ。