「アナと雪の女王」の世界！ 北欧・スウェーデンでアウディ試乗会

みなさま、こんにちは。LEON編集部の近藤です。2020年の海外初出張は2月初旬、訪れたのはスウェーデン。実は北欧、2年前にイタリア発フィンランド経由で帰国した際に数時間滞在した経験しかなく、実際には初上陸で行く前からワクワク。だってスウェーデンといえば、IKEAとかH&Mとかいわゆる北欧家具がステキだし、王室やその宮殿やお城なんていうイメージもあるし、
さらには腰の位置が自分の胸の位置ほどもありそな金髪の長身美女も見られるかもしれない……なんて思ったから♥

で、行く前にちょっと調べてみると、1日6時間労働とか、チップが不要とか、貨幣はほぼ流通していないカード大国だとか、実に興味深く。そもそも目的はアウディの国際試乗会だったのですが……（苦笑。アウディさん、ごめんなさい）。

そんな期待を抑えきれずに首都・ストックホルムのアーランダ国際空港にタッチダウン。その日は夜遅かったため、空港ホテルに宿泊し、翌朝はなんとアウディがチャーター（太っ腹！）した30人乗りほどの小型機でさらに北へ1時間半ほど。前出のアルビッツヤウルという小さな街に降りたちました。そこいら中に本物のスウェーデンハウスが建ってるし（笑）。

気象条件さえ良ければオーロラも普通に見えちゃうほどの街というからテンション爆上がり！な土地なのですが、気温－20℃に耐える体力を蓄えるためまずは腹ごしらえ。

スウェーデンでは昼夜を問わず出てくるのがご存知（!?）、ミートボール。日本のソレのように茶色い甘辛タレでいただくのではなく、ホワイト系のソースがかかり、そして“リンゴンベリージャム”という赤スグリのようなベリー系のジャムを付けつつ、マッシュポテトと一緒にいただくのがスウェーデン流。この“甘”と“辛”の絶妙なハーモニーが、ごはんではなくパンが進む、進む！

ちなみに雪と氷に閉ざされる期間が長いからか、スウェーデンではジャムなどの保存食が豊富。このジャムを付けていただくパンケーキも本当に美味しかったですよ！

肝心な試乗会はというと、アウディが9年連続で『エンジン・オブ・ザ・イヤー』を獲得している名機中の名機と言われる直列5気筒クワトロエンジン搭載の RS Q3とRS Q3 スポーツバックがその試乗車。400馬力の独特なサウンドをもつクルマは、ひと言で言えばめちゃくちゃほしくなる1台でした。ちっさいボディに余裕のエンジンというのが何とも言えない優越感をもてるし、乗ってて安心、踏めば速いという、万人にとって運転しやすく楽しめるクルマという感想。雪上＆氷上ドライブを2日間に渡り堪能したのですが、その詳しい模様はLEON5月号（3月25日発売）誌上にてお伝えしていますので、こちらお楽しみにしてくださいまし。

さて、そんなテストドライブ中にこんな“出会い”がありまして。

それはなんと野生のシカと一般道上で遭遇したこと。親子かつがいかだったのですが、いやぁ可愛い！　ちゃんと右側道路の右側を歩いていて礼儀正しくてほっこりしました。

で、その日のディナーは、何を隠そうシカ肉のステーキでシカ（笑）。