vol.10「ルイ・ヴィトン」「オメガ」ほか

タンブール誕生から15年、時計づくりはさらに本格的に
初のウォッチコレクションであるタンブールの誕生から15年目を迎え、ニューデザインが加わった。3年前ジュネーブに完成した統合型自社工場も本格稼働し、ますます魅力的に。

メゾンの独創性を象徴するデザインと技術を融合
ジュネーブ工場が完成した同年に発表されたエスカルのケースに、2010年に発表した独創のスピン・タイム機構を搭載し、シックなブルーで彩った。12個のキューブが順次回転して24時間を表示し、分は中央のディスクで表示する。自動巻き、SSケース（41㎜）、アリゲーターストラップ。9月発売予定／ルイ・ヴィトン（ルイ・ヴィトン クライアントサービス）

卓越した技術とジュネーブシールの栄誉をアピール
新たなタンブール ムーンのケースに、スケルトンダイヤルにはユニークな直線輪列とモノグラムフラワー型ケージのトゥールビヨンを搭載する。センターサークルのブリッジにはジュネーブシールの紋章を記す。手巻き、Ptケース（42.5㎜）、アリゲーターストラップ。発売中／ルイ・ヴィトン（ルイ・ヴィトン クライアントサービス）

ストラップでも楽しめる新たなタンブールデザイン
ドラムのフォルムをモチーフにした丸みを帯びたタンブールケースに、その側面を内側に窪ませ三日月を思わせる新たなデザインが登場した。特許取得の付け替え可能なストラップ機構を備える。自動巻き、SSケース（44㎜）、30種類のストラップから選択。7月発売予定／ルイ・ヴィトン（ルイ・ヴィトン クライアントサービス）

ブランドの原点回帰からトレンドまでコンプリート
ブランドを象徴する3本の名作が60周年を迎え、トリロジー三部作を発表した。さらにスピードマスターの38㎜径の追加や人気のアクアテラの一新など魅力も盤石だ。

パートナーとのシェアウォッチにも最適
オリジナルデザインを崩すことなく、38㎜径の小振りサイズに、オーバル仕様のインダイヤルや2層になったタキメーター入りベゼルを採用する。ミリタリーを思わせるカーキはラグジュアリーなコンビカラーとも相性が良く、ますます魅力的に。自動巻き、SS×18KYGケース（38㎜）、アリゲーターストラップ。7月発売予定／オメガ（オメガお客様センター）

深海のブルーに映えるオレンジ
深いブルーで統一した全身に、スケールや24時間表示のGMTトラックに配したオレンジとのコントラストも鮮やかだ。ベゼルはセラミックとリキッドメタル、オレンジラバーと素材の組み合わせがハイブリッドだ。自動巻き、セラミックケース（45.5㎜）、ラバーストラップ。600m防水。11月発売予定／オメガ（オメガお客様センター）

デジタル技術で蘇った復刻モノ
1957年に発表された初代モデルのサイズ情報が残っていなかったため、最新鋭のデジタルCTスキャン技術を駆使して、実物をリアルに再現した。高精度のマスタークロノメーター認定を取得する。自動巻き、SSケース（38㎜）×ブレスレット（NATOストラップとレザーストラップが付属）。発売中／オメガ（オメガお客様センター）

ふたつの個性が切り拓く新たなクリエイション
2010年、創業40周年を機にロベルト カヴァリはオリジナルウォッチを発表した。パートナーを組んだのがフランク ミュラー。イタリアンデザインとスイスウォッチの融合だ。

トノウカーベックスを彷彿とさせる三次元ケース
カレンダー、30分積算カウンター、スモールセコンドの3つの要素を組み合わせて形作られたケースは、有機体を思わせるフォルムを描く。ロベルト カヴァリならではの斬新な発想のデザインをフランク ミュラーのケース技術が美しく具現化した。クオーツ、SSケース（47㎜）、レザーストラップ。発売中／ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー（ミスズ）

デザインと時間が生み出すあえての違和感
セラミックスを採用したベゼルは10角形のシェイプにすることで、12時間のアワースケールとの微妙な違和感をあえて生み出している。斬新な発想ばかりでなく、ケースはカーボンを用い、本格的に作り込む。クオーツ、SSケース（40㎜）、レザーストラップ。発売中／ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー（ミスズ）

シンプルな三針がモードなデザインに映える
オクタゴンケースに、大胆なブラックスタッズをあしらったベゼルを配する。ブラックで統一したブレスレットのリンクも絶妙だ。シンプル三針の文字盤には放射状に広がる同心円パターンを刻み、モード感を演出する。クオーツ、SSケース（43㎜）×ブレスレット。発売中／ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー（ミスズ）