Chanel[シャネル]
本格的な時計づくりのスタートから今年で30周年を迎え、昨年に続く自社ムーブメントの第2弾を発表した。どちらも汎用性がないというエクスクルーシブの美学もメゾンにふさわしい。
ムッシュー ドゥ シャネル/695万円
昨年発表された初の自社ムーブメントはジャンピングアワーにレトログラードを組み合わせ、5年をかけて開発したユニークな機構。今年はプラチナケースにブラックのグラン・フーエナメル文字盤が加わった。独特のテリ感のある黒艶に美しいレイアウトが映える。手巻き、Ptケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。世界限定100本。9月発売予定/シャネル
ボーイフレンド ツイード/54万2500円(予価)
一昨年の発表から一躍人気モデルに。新作はシャネル伝統のツイードをモチーフにしたブラックブレスレットを採用する。2針スモセコのドレッシーなフェイスに、シャープなフォルムはやんちゃオヤジの腕にも似合う。手巻き、SSケース(37×28.6㎜)、PVD加工のツイードパターンのSSブレスレット。9月末発売予定/シャネル
J12 グラフィティ/57万7500円
ブランドアイコンのJ12に自由な発想を注いだモデルが登場した。文字盤やベゼルにあるべき数字インデックスがこぼれ落ちるように堆積。そのお茶目なエスプリも大振りの数字をダイヤルに配するという技術力があってこそ。自動巻き、ハイテク セラミックケース(38㎜)×ブレスレット。世界限定1200本。6月末発売予定/シャネル
Chopard[ショパール]
1988年から公式計時を務めるミッレ ミリアの90周年を祝し、L.U.Cムーブメントを初搭載した。フェアマインドゴールドを使用したりエントリーモデルなど新たな層へもアピールする。
ミッレ ミリア クラシック XL 90周年 リミテッド エディション/478万円(予価)
ミッレ ミリア90周年の記念モデルが、待望のL.U.Cクロノグラフムーブメントを初搭載した。ジュネーブシールを取得した美しい仕上げに加え、フライバッククロノグラフという高い機能を備え、白文字盤とRGケースに気品が漂う。手巻き、18KRGケース(46㎜)、カーフスキンストラップ。世界限定90本。7月発売予定/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
L.U.C XPS 1860 オフィサー/346万円(予価)
1860年に時計製造を開始した歴史に敬意を表し、ハンターケースを採用。開くとL.U.Cムーブメントが現れる。文字盤と裏蓋には勤勉や繁栄を意味する蜂のハニカムパターンのギョーシェを施す。自動巻き、18KWGケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。世界限定100本。今冬発売予定/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
L.U.C XPS ツイスト QF フェアマインド/227万円(予価)
フェアマインドとは違法採掘ではない正当なゴールドの認証で、ショパールは4年前から採用している。文字盤は金塊の表面を再現し、ムーブメントはカルテフルリエを取得。自動巻き、18KフェアマインドRGケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。世界限定250本。今冬発売予定/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
Breitling[ブライトリング]
欠番になっていた自社キャリバーB03が満を持して登場。魅力的な日本限定や誕生60周年を迎えたスーパーオーシャンはヘリテージシリーズを一新し話題が尽きない。
ナビタイマー ラトラパンテ/393万5000円
通常のクロノグラフ秒針と赤いラトラパンテ針でふたつの時間を同時計測する。ラトラパンテ機構を文字盤側に配置することでケース厚を抑え、確実に針を止めるとともに、停止中は輪列と切り離すアイソレーター機構も新開発した。自動巻き、18KRGケース(45㎜)、ラバーストラップ。世界限定250本。今夏発売予定/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
アベンジャー ハリケーン ミリタリー/105万円
チタンを凌ぐ軽量性と強靱さを備えた先進素材ブライトライト®を採用し、自社キャリバーB12によるマニアックな24時間表示とストラップでミリタリーテイストに仕上げた。自動巻き、ブライトライト®ケース(50㎜)、ミリタリーラバーストラップ。世界限定1000本。今夏発売予定/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
スーパーオーシャン ヘリテージ Ⅱ 42/51万円
スーパーオーシャン誕生60周年を迎え、ベゼルはこれまでのアルミからハイテクセラミックに素材を変更した。ぶつけやすいベゼルを傷から守り、いつまでも変わらぬ美しさはヘリテージにふさわしい。自動巻き、SSケース(42㎜)、メッシュブレスレット。200m防水。発売中/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)