vol.8「ブルガリ」「クストス」「ゼニス」

時計への情熱を極め今年も世界記録を樹立
2014年の世界最薄トゥールビヨン、昨年の最薄ミニッツリピーターに続き、今年は最薄の自動巻きムーブメントを発表した。いまやその技術力は専業ブランドを凌駕する。

世界最薄だけではなく美しさとの調和も完璧
世界最薄の自動巻きムーブメントは小型ながら比重の高いプラチナ製マイクロローターを採用し、わずか2.23㎜の薄さに抑える。収納するケースも5.15㎜という驚愕の薄さ。素材は堅牢性に優れたチタンを採用し、薄さへのこだわりは革新的な設計のブレスレットにも注がれている。自動巻き、Tiケース（40㎜）×ブレスレット。発売中／ブルガリ（ブルガリ ジャパン）

心地よい装着感だけでなく見て味わえる究極の薄さ
世界でもっとも薄い1.95㎜を誇るトゥールビヨンムーブメントをスケルトン仕様にした。構成する268個のパーツには細部まで美しい仕上げを施すとともに、ブラックDLC加工の地板によってレイアウトやパーツの美しさを際立たせる。手巻き、Ptケース（40㎜）、アリゲーターストラップ。年内発売予定／ブルガリ（ブルガリ ジャパン）

ベーシックモデルでもドレッシーな魅力を拡大
2012年に誕生したオクトにドレッシーな新スタイルが加わった。シンプルなラグデザインはベゼルの八角形をより強調する。ケースも従来の3ピース構造から4ピースに変更し、異なる素材や仕上げもできるようになった。自動巻き、18KPGケース（41㎜）、アリゲーターストラップ。発売中／ブルガリ（ブルガリ ジャパン）

さらに個性を追求したスケルトントノウ
2005年にクロノグラフからスタート後ここ数年でスケルトン感をより強調した3針モデルに人気が集まっている。新作はデザインをリニューアルし、さらに魅力的に。

新たなデザインが優雅な空の旅へと誘う
誕生から5年を経て、航空機の世界観から生まれたデザインを刷新した。ベゼルには機体に用いられるリベット留めのモチーフを新たに設け、表面のカッティングは浅く洗練させる一方、サイドは深く削り、ブランド最軽量を実現した。自動巻き、カーボンケース（53.7×41㎜）、ラバーストラップ。発売中／クストス（フランク ミュラー ウォッチランド東京）

新色カーボンは大空を思わせるスカイブルー
ブランカードとはフランス語で馬車に由来し、荷車を牽引するため馬に取り付けられた引き具を意味する。この平行な2本の間をつなぐ桁構造を採用し、RGとチタンで表現する。自動巻き、Ti×18KRGケース（53.7×41㎜）、クロコダイルストラップ。今夏発売予定／クストス（フランク ミュラー ウォッチランド東京）

貴族文化の馬車に由来する豪奢な様式美を表現
ブランカードとはフランス語で馬車に由来し、荷車を牽引するため馬に取り付けられた引き具を意味する。この平行な2本の間をつなぐ桁構造を採用し、RGとチタンで表現する。自動巻き、Ti×18KRGケース（53.7×41㎜）、クロコダイルストラップ。今夏発売予定／クストス（フランク ミュラー ウォッチランド東京）

さらなる躍進の序章が切って落とされた
ジャン-クロード・ビバー氏指揮の下ゼニスは新たなステージの幕を開けた。その象徴として次世代エル・プリメロを搭載したデファイを発表。今後も目が離せない。

センター秒針で1/100秒の超高速計測を可能に
新開発のエル・プリメロは、時刻表示用の毎時3万6000振動のベースムーブメントに、毎時36万振動のクロノグラフ専用モジュールを備える。搭載するカーボンナノチューブ製ヒゲゼンマイはLVMHウォッチ技術責任者のギィ・セモン氏が開発。自動巻き、ブラッシュ仕上げのTiケース（44㎜）、アリゲーターコーティングラバーストラップ。9月発売予定／ゼニス

シェアして楽しむヴィンテージパイロット
シェアウォッチのトレンドを受け、小振りケースが登場。ケースやダイヤルの仕上げ、レザーストラップにいたるまでエイジングを施し、男女問わず使えるヴィンテージ感漂うパイロットウォッチに仕上げた。自動巻き、エイジド加工のSSケース（40㎜）、オイリーヌバックレザーストラップ。世界限定250本。7月発売予定／ゼニス

2カウンターに高機能を秘めたクラシックモダン
ほどよいサイズの2カウンタークロノグラフは1960年代のアーカイブをモチーフにする。長く美しいシェイプのリーフ針やボックス風防のクラシックテイストに、最新鋭のエル・プリメロを内蔵する。同色のパンチングレザーストラップも洒落ている。自動巻き、SSケース（38㎜）、カーフレザーストラップ。発売中／ゼニス