そこで今年のジュネーブやバーゼルで発表された新作をご紹介。あなたに最高の1本が見つかるかもしれない。
Cartier[カルティエ]
今年の話題はレディスの名作『パンテール』を現代に甦らせた。そしてメンズでは昨年発表された『ドライブ ドゥ カルティエ』に新作を加え拡充させた。
ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラット/160万円
昨年発表された新コレクション『ドライブ ドゥ カルティエ』に加えられた新作。モデル名のとおりに超薄型が特徴。オリジナルより40%薄い、わずか6.6㎜のケース厚で、シャツの袖口にスッキリと納まるシンプルな二針がドレッシーだ。手巻き、18KPGケース(38×39㎜)、アリゲーターストラップ。発売中/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
ドライブ ドゥ カルティエ ムーンフェイズ/80万5000円
こちらも『ドライブ ドゥ カルティエ』コレクションに新たに加えられた新作。新開発の自社製ムーブメントを搭載。6時位置のムーンフェイズは125年に1日の誤差しか生じない高性能である。自動巻き、SSケース(40×41㎜)、アリゲーターストラップ。発売中/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
ロトンド ドゥ カルティエ スケルトン ミステリアス アワー/770万円
ブランドの特徴ある複雑機構である「スケルトン」と「ミステリアス」を備えた新作。このふたつを組み合わせた時計はカルティエの歴史でも初。アシメトリーのデザインが素晴らしい美しさだ。手巻き、パラジウムケース(42㎜)、アリゲーターストラップ。発売中/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
Richard Mille[リシャール・ミル]
超複雑機構や最先端素材の使用などで今日の時計界を牽引するリシャール・ミルは今年も健在。驚異的な超軽量素材「グラフTPT™」の新作など革新的モデルを多数発表した。
RM 17-01 トゥールビヨン/4980万円
傑出した耐傷性と、ダイヤモンドに次ぐ超高硬度、変色しないことなどが特徴の最先端素材「ATZホワイトセラミックス」を、ベゼルとケースバックに使用。サイドに覗くレッドゴールドのミドルケースの美麗さも魅力だ。手巻き、ATZホワイトセラミックスケース(48×39.7㎜)、ラバーストラップ。発売中/リシャール・ミル(リシャールミルジャパン)
RM 055 ジャパン・レッド/1300万円(予価)
プロゴルファーのバッバ・ワトソンのモデルに赤をあしらった日本限定モデル。ベゼルとケースバックは超軽量で優れた耐衝撃性をもつカーボンTPT™。独特の木目のような模様が格好いい。手巻き、カーボンTPT™ケース(49.9×42.7㎜)、ラバーストラップ。日本限定50本。今夏発売予定/リシャール・ミル(リシャールミルジャパン)
RM 07-01 レディス カーボンTPT™ ジェムセット/1340万円(予価)
これまでメンズモデルにしか使用されていなかったカーボンTPT™をレディスモデルに初めて使用した新作。超高硬度のカーボンTPT™のケースにジュエリーセッティングした高度な技術が白眉だ。自動巻き、カーボンTPT™ケース(45.66×31.4㎜)、ラバーストラップ。今夏発売予定/リシャール・ミル(リシャールミルジャパン)
Audemars Piguet[オーデマ ピゲ]
昨年に続いて今年もラグジュアリースポーツの元祖である『ロイヤル オーク』の魅力的な新作が追加され、コレクションを拡充した。
ロイヤル オーク・エクストラシン/550万円
1972年にSSケースで誕生した「ロイヤル オーク」にゴールドケースが登場したのは1977年。その40周年を記念した新作だ。ダイヤルの「プチ・タペストリー」模様や6時位置のロゴなどオリジナルのデザインを忠実に復刻。ケースもオリジナルと同じ39㎜だ。自動巻き、18KYGケース(39㎜)×ブレスレット。発売中/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー/930万円
オーデマ ピゲ初のフルセラミックモデル。ケースやブレスレットのすべてを切削加工で製作しているのが特徴で、高硬度のセラミックを完璧に美しく仕上げた技術が素晴らしい。削り出しならではのシャープなエッジも見ドコロ。自動巻き、セラミックケース(41㎜)×ブレスレット。発売中/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)
ロイヤル オーク・クロノグラフ/240万円
『ロイヤル オーク』にクロノグラフが登場したのは1997年で、その20周年としてデザインを変更。ダイヤルとインダイヤルを異なるカラーのコンビ仕様に、3時位置と9時位置のインダイヤルのサイズを大きくしたのが特徴だ。自動巻き、SSケース(41㎜)×ブレスレット。発売中/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)