“型やぶり”な男に似合う! ウブロの時計・厳選5本

派手なもの、個性的なものを作るだけなら、それほど難しいことではないでしょう。しかしそれが社会的に、文化的に、歴史的に正しい方向を向いているかがもっとも重要で、型を理解したうえで打ちやぶる。オヤジにも時計にも、その姿勢が求められるのです。

オールブラックにブルーのカモフラージュを合わせたモデル。正確に動く高性能クロノグラフながら、針の存在をブルーカモで隠してしまうという型やぶりな感性こそが、この時計の魅力。この時計を付けこなせるオヤジもまた型やぶりです。

ブルーはオヤジの定番色ですが、時計の色使いに合わせて、褪せたフェード系の色合いのブルーを選択。ミリタリージャケットとＴシャツを同系色でまとめてオールブルーのコーディネートを作ると、より新鮮な印象になりますよ。

モテるオヤジは、積み重ねてきた年齢を経験という魅力に変えることができます。経験とはすなわち、物事の本質、つまり“型”を理解しているということであり、オヤジはそれを自分なりのやり方でアップデイトできる。すなわちモテるオヤジとは、そもそもが“型やぶり”なのです。

時計業界は、歴史や伝統を守り抜いてきました。しかしライフスタイルや価値観の変化によって、時計の役割も変わり、型やぶりな進化が必要となったのです。「ウブロ」は一見個性的な時計に見えますが、サイズやバランス、素材などで、時計の文化や技術といった“型”を守っています。大胆に見えても型があるから、オヤジの腕元に違和感なくなじむのですね。

ウブロは創業当初から型やぶりなブランドで、スポーツ&ラグジュアリーな独創的な時計で一世を風靡しました。それ以降も画期的な素材やメカニズムそしてコラボレーションなど、さまざまな方向から常識に挑んできたのです。

2005年にデビューした傑作「ビッグ・バン」といえば、クロノグラフが常識です。しかし今季は、なんとセンターセコンドの3針モデルが登場。とはいえ、デザインコンセプトやケース構造はそのままで、哲学はしっかりと継承しています。ケース径が40㎜とコンパクトになり、ラグスポの新定番として注目されています。

常識にとらわれず、アップデイトを続けているオヤジは魅力的です。デートや遊びのアイデアも豊富ですから、彼女を飽きさせることなくドキドキさせてあげられるでしょう。しかしそれは、無作法であってはいけない。あくまでも守るべきルールがあり、そこから飛び出していくという型やぶりな姿勢こそが重要なのです。

そういうオヤジには、やっぱり「ウブロ」が似合います。華やかでやんちゃな時計に見えますが、歴史に敬意を払い、素材や機構を自社製作しており、スイスの伝統的な手仕事にもこだわっている。徹底して丁寧に時計を作っているからこそ、腕元のアクセントで終わらず、知性や遊び心といった深みを演出できるということ。それがまさに、オヤジが目指す“型やぶり”な生き様なのです。

1980年に創業したウブロは、ゴールドケースとラバーストラップを組み合わせるという、前例のなかったスタイルで大きな話題になりました。このモデルは当時の定番素材だったイエローゴールドをケースに採用することで、新鮮な雰囲気を演出。型やぶりの歴史を楽しめる時計となっています。

多彩なアーティストと積極的にパートナーシップを結ぶのも、ウブロの型やぶりな戦略のひとつ。デザイン集団「サンブルー」とのコラボレーションモデルでは、タトゥーのモチーフに使われる幾何学模様をケースや針に取り入れることで、これまでになかった美的表現を実現しています。

ウブロは素材開発でも時計界をリードしており、特にカラーセラミックが得意。こちらは深い色味のレッドセラミックを採用し、しかも約14日間連続駆動させるために7つの香箱を縦に配置して、風防が盛り上がる構造を採用。メカニズムも型やぶりな、語れる時計になっています。