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2020.08.09

2020年ニューオープンが目白押し。京都の“モテ宿”4選は密を避けておこもり可能!

徐々に活気を取り戻しつつある京都には、旅心をかき立てる上質な宿が、まるで雨後の筍のように続々とオープン中。古都ならではの京町家でしっぽりもよし、和洋ミックスのクラシックなリノベーションホテルもよし。密を避けてのんびり過ごせる極上の宿を、LEON目線でセレクトしました。

CREDIT :

文/矢吹紘子

■ THE HIRAMATSU 京都

「HIRAMATSU」初の都市型ホテルが京都に

▲ 「ザ・ひらまつ スイート」はこのラグジュアリー感。格子から漏れる光が無垢床に描くシルエットに癒されます。
あの「ひらまつ」が、京都に創ったホテル。それだけでも、どんな宿なのかと期待が膨らむのだが、実際に訪れてみると、さすがというか、納得というか。ロケーションは、古都・京都の中でもとりわけ敷居が高いとされる室町通。築120年あまりの元呉服屋の町家に、現代のモダンさを注入しつつ、快適に手を加えています。

「京都をしつらえる」のコンセプトのもと、和を強調しすぎない絶妙なバランスで設えられたゲストルームは全29室。約55平米とほどよいサイズ感の「スーペリア」から、100平米越えの「ザ・ひらまつ スイート」まで、それぞれ趣が異なるのもまた楽しいのです。

■ THE HIRAMATSU 京都 (ザ・ヒラマツ キョウト)

住所/京都市中京区室町通三条上る 役行者町361
室料/一泊一室6万1000円~(2名利用時、朝食付き、税・サ込、宿泊税別)
HP/https://www.hiramatsuhotels.com/kyoto/
予約・お問い合わせ/TEL 075-211-1751

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■ Ace Hotel Kyoto

あのエースホテルがついにアジア初上陸

▲ 京都を代表するモダニズム建築といわれる「新風館」。アーチ型の窓の部分がホテル客室。
初夏の京都の一大ニュースといえば、シアトル発のライフスタイルホテル「エースホテル」のアジア進出。しかもその舞台が、京都中央電話局として1926年に竣工された「新風館」だというのも意外性たっぷりです。

2000年代初頭には、京都のシティボーイたちの定番デートスポットであったという同施設を、隈研吾がディレクションする形でリノベーションし、ホテルと商業施設が隣り合う形でオープンしました。館内には、これまた日本初上陸、ポートランドのスペシャリティコーヒーショップ「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」や、アメリカ風メキシコ料理の「PIOPIKO」など、イケてる店が目白押しなのです。

■ Ace Hotel Kyoto (エースホテル キョウト)

住所/京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
室料/一泊一室3万円〜(開業特別レート/税・サ税・宿泊税別)。時期により価格は変動
HP/ https://www.acehotel.com/kyoto/
予約・お問い合わせ/TEL 075-229-9000

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■ 京の温所 丸太町

アメニティもデザインも、女性が喜ぶ仕掛けが満載

▲ これぞ京町家、な外観。近隣には伝統的な家屋が数多く残っています。
「ワコール」がプロデュースする一棟貸の宿、「京の温所」シリーズの最新版が、観光地の喧騒から離れた御所南エリアにこの春オープンしました。明治時代に建てられたと伝わる京町家を、オリジナルの雰囲気を生かしつつリノベーション。ユニークな丸型の檜風呂は、人工炭酸泉を導入していて、肌や髪に優しく湯上りもポカポカ。

「THREE」のアメニティや、並んで使えるメイクアップルームなど、痒いところに手が届く設えが魅力です。カップル向けかと思いきや、最大4名まで宿泊可能なので、グループや家族旅行にもおすすめです。

■ 京の温所 丸太町 (キョウノオンドコロ マルタマチ)

住所/京都府京都市中京区車屋通夷川上る少将井御旅町341-2
室料/一泊一室3万円~(消費税込、人数と時期により変動)
HP/https://www.kyo-ondokoro.kyoto
予約・お問い合わせ/TEL 0120-307-056(ワコールお客様センター )

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■ THE JUNEI HOTEL 京都

竹に親しみ、月を愛でる。2020年版竹取物語な宿

▲ 畳敷きのモダンな「バンブースイート」には、オープンなリラクゼーションルームが。朝食付きで一泊一室12万円から(税込)、5名まで宿泊可能。
竹と月の宿。東山の閑静な住宅街にこの春誕生した「THE JUNEI HOTEL 京都」は、古来から日本人に馴染みの深い竹と、太古の昔から世界中のカルチャーに根付いている月をモチーフにした独創的な宿です。

「バンブースイート」は、読んで字のごとく、照明からフローリングまで、まさに竹づくし。京都らしい非日常な演出に、ロマンチックなムードも最高潮! さらにルーフトップには、お月見にはおあつらえ向きの貸切屋上庭園が。古都で過ごす夏の夜を、忘れられないものにしてくれます。

■ THE JUNEI HOTEL 京都 (ザ・ジュネイ・ホテル キョウト)

住所/京都市東山区本町4-139
室料/一泊一室(2名利用)4万2000円〜
HP/https://www.juneihotel.com/kyoto/
予約・お問い合わせ/TEL 075-525-0050

何かと気疲れがするこんなご時世だからこそ、たまには羽を伸ばしてのんびり。夏の旅行のデスティネーションに、ぜひ加えてみてください。

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