越後湯沢の広々メゾネット温泉宿。交通至便なのにおこもりにもピッタリ！

今回選んだのは、新潟県・湯沢の「四季Yuzawa QUATTRO」という温泉宿です。

選んだ理由のひとつは、越後湯沢の駅から歩いて5分以内というとびきり便利なところにあるから。たまには、電車というのも趣が変わってよい、のでは？　ちなみに上越新幹線ならば東京駅から約70分と、本当に短時間で楽チンに到着できるのです。

もちろん、いつものことごとくドライブデートでもいい。また越後湯沢の周辺は、バイクで気持ち良く走れるワインディングが多いので、彼女にもバイクの免許を取らせて、ふたりでツーリング、というのも大オススメ。最高に格好いいと思うのですよね。

そして「四季Yuzawa QUATTRO」は、そもそも大人のお泊まりドライブデートにピッタリの宿でもあるのです。

まずはこちら、駐車場から木の回廊を通って客室に直接入ることができる宿。つまり、お忍びには最適なのです。

客室がわずか4部屋というのもラグジュアリー感満点。融雪を目的とした池を建物全体にからませ、美しい反射光で空間全体を満たしたハイセンスなデザインも大きな見どころです。

全4室は、すべてメゾネットタイプで、1階が寝室とダイニング、2階にリビングルームとテラスという造り。

その2階のリビングの天井が、高く明るく開放的で、とっても居心地が良いのですよ。畳敷きであることも、ゆったりと寛げるポイント。窓外のデッキテラスも本当に気持ちいい。

1階の寝室に面して中庭風の池があり、その池に浮かぶように露天風呂がしつらえられてあるのも酒脱。お風呂の周囲が水というのは独特の雰囲気。湯に浸かりながら水面を見ていると不思議な心地よさがあります。また風呂桶がふたりで入るのにちょうどのサイズであるのも素晴らしい。ベッドも寝心地が良いし、寝室の朝日が気持ち良いのも最高です。

さらに1階には吹き抜けの広々としたダイニングがあり、そこで夕食と朝食が楽しめるのも良い。そのため部屋から一歩も出ないで彼女とふたりっきりでゆったりと過ごすことができる。実際、そういうお客さんもとっても多いそうです。

また食事が素晴らしい。夕餉は旬の味覚を使った和洋折衷のコース料理で、例えば、村上牛しゃぶしゃぶやら、岩牡蠣とタラバ蟹の焼き鉢やら。鍋盛と焼鉢はそれぞれ4種のメニューがあり、事前に鍋盛と焼鉢の肉や魚を選ぶことができるのも、ちょっとうれしい心遣いですね。

新潟ですから日本海の魚介類も美味。魚沼産コシヒカリも絶品の味わい。地の酒も楽しめる。

朝食もコシヒカリを。小鉢がふんだんなのも楽しい。地のものをいただくのは本当に美味ですが、米処の米、しかも魚沼産コシヒカリというのはことのほかのうれしさ、です。

なお、宿のラグジュアリー感は細部に出るといいます。この宿は、ミニバーも充実。室内にコーヒーメーカーも完備し、美味しいコーヒーが楽しめる。また、歯ブラシの色を分けてアメニティも男性用と女性用を用意するなど、細かなところにまでサービスが行き届いている。などなど、つまりラグジュアリー感が満点なのです。

そして「四季Yuzawa QUATTRO」は関越自動車道の湯沢インターチェンジからも約5分という、これまたとびきりの便利さでもある。ですからオヤジさんの行きつけの宿にするのに最高。恋するオヤジさんに大オススメなのです。