FPM田中知之が選ぶ「愛車と二人きりの夜に聴きたいドライブミュージック」13曲【試聴可】

サウンドプロデューサーとして数々のアーティストの曲を手がけ、DJとしても全都道府県を制覇し、海外でも約60都市でのプレイ経験を持つ田中知之さん。
そんな田中さんが、LEON.jpのためにオリジナル・プレイリストを制作してくださいました！
その内容はいかに？！

「ドライブといえば、僕はもっぱら誰にも気をつかわずに、一人きりで車を駆るのが大好きなんです」と語る田中さんの愛車はアストンマーティンDB7。

映画『007』シリーズで何度もボンドカーとして登場し、憧れのメーカーであったというアストンマーティンの一台を購入したのは2003年だそう。

以来、浮気することなく十数年乗り続けている相棒は、日常の足というよりは一人きりの時間を過ごすとっておきの秘密基地だそうです。

そんな田中さんのカーライフが反映されているプレイリストには、ロックやジャズ、ハウス、テクノなどジャンルレスなセレクトながら、どの楽曲からもひんやりとした夜の香りが漂ってきます。

「深夜から未明にかけての首都高速が舞台です。行く当てもなくただ車を走らせる。もちろん同乗者もなし。音楽と自分だけの世界に酔いしれてただ走る。そんなときに、このプレイリストを相棒にすれば気分は完全に近未来映画の孤独な主人公なんです（笑）」

「Robinson Crusoe」Art Of Noise
原曲は‘60年代中期に欧米で放映されたテレビドラマ『ロビンソン・クルーソーの冒険』のテーマ曲。「かのサンプリングミュージックの始祖によるこのカバーは儚き都会人の為のムード音楽です」

「Blade Runner – End Titles」Vangelis
34年振りの続編の公開も待ち望まれる、SF近未来映画の金字塔「ブレードランナー」のエンドロール曲。「ヴァンゲリスによるこの世紀の名曲をBGMにアクセルを踏み込めば、気分はもはやハリソン・フォードです（笑）」

「I’m Not In Love」10cc
‘70年代の都会派ロックの大名曲。「メロディも歌詞もリリカルで素晴らしい。女々しい恋の想い出？いやいや、恋なんて最初からしてないから、、、やせ我慢は都会に住む男の美徳です」

DJ、サウンドプロデューサーとして国内外で活躍。オリジナルアルバムのリリースの他、多数のアーティストのプロデュース、リミキサーも手掛ける。UNIQLOや資生堂など大手企業のCM音楽制作など活躍の場は多岐に渡る。http://www.fpmnet.com/