おなじみの名品財布が今どきに！ 人気ブランドの新作財布３選

時を経ても変わらない。名品の条件としてよく挙げられる文句です。確かに、トレンドや時代に左右されないのが魅力です。そこで今回は、そんな名品の要素を受け継ぎながらも、新鮮さも楽しませてくれる、名品をイマドキ顔にアレンジした財布を集めてみました。

折しも、再解釈や復刻といったキーワードが散見される昨今のファッショントレンド。今回ピックしたエルメス、ボッテガ・ヴェネタ、サンローランの財布も、まさにです。ココら辺のブランドになると誰もが知る名品財布にこと欠きませんが、さらにイマドキ感を加えた財布なら、差別化にもうってつけ。

そこでおすすめしたいのが、イマドキな名品財布。手堅さがありつつもお定まり感のない、つまり”わかってる感“が演出できるってワケ。財布選びもデートも、一本調子なオトコってやっぱり飽きられちゃいますから。

長財布、それもエルメスの「ベアン」となれば、大人のクラス感は十分にアピールできます。1981年に発表されたベアンは、イニシャルHをあしらったクラスプが特徴。グレインレザーのヴォー・エプソンを採用した新作では、そのクラスプがマットブラックになっているんです。問答無用のクラス感を示しながら、オトコらしさとともにどこかストリートな雰囲気もにじむとあれば、イマドキな大人の長財布として理想的です。

上質にして傷が目立ちにくい革、ヴォー・エプソン。5枚分のカードスロット然り、実用性をしっかりと備えている辺りも、名品と呼ばれる由縁です。

1966年の創業から間もなくして誕生したのが、イントレチャートです。細く裁断したレザーを編み込んだ同製法は、シンプルにしてアイコニック。トレンドも時代も関係ない普遍的なデザインとの呼び声が高い中、クリエイティブ・ディレクターのダニエル・リーが2018年に生み出したのがマキシイントレチャートです。幅広サイズにすることで、普遍性はそのままに、よりアイコニックでポップ、つまり幅広いスタイルにマッチしてくれます。

今シーズンの新色となるトープ。内装まで統一されているのがポイント。一見してボッテガ・ヴェネタとわかるほどの認知度を誇っていることは、ロゴを表立って示さないことが証明しています。

グラフィックデザイナーのアドルフ・ムーロン・カッサンドルが手がけたことから、その名が付けられた通称カサンドラロゴ。1961年のブランド設立時に誕生したもので、YSLを組み合わせているのが特徴です。コチラのル・モノグラム シリーズで展開される2つ折り財布では、ダイヤモンド格子と組み合わせレーザープリントにてデザイン。その風格あるクラシカルな面持ちから、新たに登場したシリーズとはとても思えませんよね。

外装にはキャンバス地を採用。カードスロットルにコインポケットと充実の収納性を誇る内装には、これまたクラシックなクレイブラウンをまとったスムースベジタルレザーが。