やっぱり便利な長財布！ ディオール、サンローラン、ベルルッティ

なんでもかんでもカジュアル化の傾向が見られる昨今。スーツや紳士靴、財布だって、どんどん簡略化しています。とはいえ、それなりの年齢や立場となれば、いまだにビジネスアタイアは健在。昨今人気のコンパクト財布も、ビジネスの一線では正直心もとなさがあります。

結局頼りになるのは、やっぱり長財布なんですよね。といっても、分厚い長財はさすがにお役御免。そもそも、ジャケットの内ポケットに収まるよう薄マチが好まれてきたビジネス財布ですが、スマホなどの電子決済の登場によって小銭入れを別立てする必要がなくなり、一層すっきりします。

今回ご紹介する財布にはコインポケットがありますが、小銭入れを削除した分の最低限のコイン入れとお考えを。長財布とスマホの組み合わせなら、いざという時の支払いから少額の支払いまでスマートに行えますよ。

一見するとシンプルな黒レザーウォレットですが、革質は実際に手にすると結構な存在感があります。そのグレインドカーフスキンは、手馴染みが良く傷が目立ちにくいのも魅力。“DIOR”のロゴも極さりげなく、飽きることなく長く使えるデザインです。

シンプルに徹した外観とは裏腹に、収納性はかなりのもの。カードは16枚、札やレシートを入れられるスリップポケットも4つと、薄マチながらたっぷりと収まります。

上質なカーフレザーに型押しされたクロコダイル柄とブランズカラーのメタル製モノグラムロゴが、ラグジュアリーにしてヴィンテージな雰囲気も楽しませます。写真ではツヤっぽく見えますが、実際には光沢は控えめ。素材的にも見た目的にも、日常で気兼ねなく使えます。

カードは14枚と十分な収納力。加えて、札やレシートなどを収納できる大きなスリットポケットが4つ、そしてゴールドカラーのジップを配したコイン用ポケットも。

いくら財布が不要になろうとも、ここの芸術的なデザインは、持っているだけで価値があります。深みのあるグラデーションブラウンをまとったヴェネチアカーフレザーに記されるのは、お馴染みのスクリット。ヴィンテージな雰囲気の中に、コバに配したオレンジがモダンさも。

内装はブラックカーフを採用。コバに鮮やかなオレンジを配色することで、どこかストリートな雰囲気もにじませます。カードは6枚、札やレシート入れは3つ、コインポケットは片マチ仕様になっています。