「タンカー」だけじゃない！ 吉田カバン・ポーターの隠れ名品がコレだ！

ポーター人気を決定づけたのは、1983年に発表した「タンカー」シリーズ。まぁ、異論を唱える人はいないでしょう。しかし、それだけで終わりではありません。日本屈指のラゲージブランドであるポーターには、他にも沢山名作が存在します。その中から今回ピックしたのが「ヒート」シリーズです。

バリスターナイロンを採用したヒートが登場したのは2001年。耐熱・耐摩擦・引き裂き強度に優れ、防弾チョッキなどに使われている素材をブランド初採用した同シリーズは、言うまでもなくタフさが特徴。底部には耐水性の高いターポリンを組み合わせるなど、それまで展開してきたポーターの中でも群を抜くタフさを当時誇っていました。一方で、ブラックのワントーンで統一することで、ルックスは都会的かつ大人顔に。

そして見逃せないのが、アメリカでは軍や警察でも採用されているマグライトが付属したファスナー引き手。これが、大人の階段を登りつつもやんちゃ心を忘れない男の物欲を刺激したのは、言うまでもありません。

タフさが自慢のヒートシリーズですが、ブラックのワントーンはオンオフ兼用バッグとしても人気。こちらのトートバッグは、フロントにジップポケット、内装にはマチ付きのポケットを3つ配するなど、収納性においても見所があります。随所に付属しているDカンも便利です。

フロントジップポケットのファスナー引き手には、刻印入りのオリジナルマグライトをセット。先端を回すと点灯するので、夜間に便利です。

スマホや充電パック、2つ折財布などがすっぽりと収まる内装ポケット。面ファスナー留めに加えて、メインの開口部もバックル留めを採用しているので安心です。

こちらはビジネス向けのブリーフケース。ショルダーストラップ付きの2WAY仕様になっています。メインコンパートメント内には、書類などを分けて収納できる大型のジップ&面ファスナーポケットが。バリスターナイロンと共に、底部のターポリンが大事なビジネスツールを守ります。

フロントのコンパートメント内には、ビジネス向けらしくペン差しなどを装備。面ファスナー付きの大型ポケットなど、多ポケットにより効率的に収納できるよう工夫されています。

25リットルと大容量を誇るリュックサック。耐水性の高いターポリンを、底部だけでなく上部のサイドフラップにも配しています。開口部はドローコードにて。バリスターナイロンの強靭さは沢山の荷物を入れても安心とあって、普段使いはもちろんアウトドア&トラベルバッグとしてもオススメです。

アクティブな動きにも追従するウエストハーネスは、面ファスナーとバックルで簡単に着脱が可能です。チェストストラップやDカンも付属するので、アウトドアシーンでも活躍します。

昨今、大人の休日バッグとして定着したコンパクトバッグ。左はウエストバッグで、右はショルダーバッグ。コンパクトといっても、バリスターナイロンとターポリンのタフさは変わらず。ファスナーの引き手にレザーを採用するなど、さらに上質さも備えています。

コンパクトな中にも収納性を確保するのが、ポーターの醍醐味。フロントポケットにはペン差しも付属しています。