まだ持ってないの？ 買って損なしのシャツ３選

仕事使いのドレスシャツといえば、白orブルーの無地ばかりという人はけっこう多いようです。たしかに無難ではありますが、ちょっとマンネリを感じることもありませんか？

そこでおすすめなのが、縞幅が太いストライプのシャツ。LEON.JPでも幾度かご紹介していますが、Ｖゾーンの主張が強まり、スーツやタイがいつもと同じでもぐっと新鮮な印象にしてくれます。

また洒落感が高まる一方、キリッとしたストライプにより知的でバワフルな男性感をアピールできるのも、このシャツのメリット。なので仕事のシビアな場面で着用するのも全然アリ。

たとえば大切なプレゼンなどに着ていけば、居並ぶクライアントにデキる男をぐっと印象づけられますよ。

幅広ストライプは合わせが難しく感じるかもしれませんが、ブルー系のストライプを選べば手持ちの無地スーツとすんなりマッチ。とくにネイビースーツと合わせればご覧のようにぐっと端正なイメージにまとまります。

もちろんブルー系の幅広ストライプはグレースーツとも好相性。ここでは黒ベースのレジメンタルタイを合わせて、より胸元の奥行き感をアップしています。

ちなみにこのようにシャツとタイが柄入りの場合、スーツはなるべく無地を選ぶのが失敗を避けるコツ。

柄スーツでもまとまらなくはありませんが、それぞれの柄のピッチを変えるなどそれなりのテクニックを要します。

上のスーツの着こなしで使用したのがこちら。トゥモローランドの定番のワイドスプレッドカラーのシャツに、ブルーのくっきりしたストライプを配した一枚です。

超長綿細番手糸を高密度に打ち込んだ上質なブロード生地を採用したことで表面には程よい光沢があり、肌触りもシルクのように滑らか。ハンドを多用した手間暇かかる立体縫製によりフィット感も格別です。

1953年創業のイタリア・ナポリの名門カミチェリアが仕立てたシャツ。茶のストライプということで手強そうに見えますが、ブラウンはネイビーやグレー、そしてもちろんブラウン系と幅広いカラーと馴染みがよく、いろんなスーツに映えるでしょう。

ナポリメイドらしく、袖付け、ボタン付け、ガゼット、袖閂の４箇所をハンドメイドとした贅沢な作り。さらにはスリムフィットをベースにより日本人向けに肩周りや身幅をコンパクトにしたバーニーズ ニューヨークの特製型紙を使用しているところも魅力です。

淡いブルー地に白ストライプを走らせ、気品たっぷりに仕上げた一枚。襟周りの表情も非常に美しく仕上がっています。ちなみにマロルは1959年にイタリア・ボローニャで創業した注文シャツメーカー。

一般的なシャツが１㎝あたり約７針のところ、13針も運針させる超緻密な縫製を行うことで知られ、それがご覧のとおり見た目の端正さにしっかり現れています。上等なスーツに合わせるストライプシャツなら、最高の選択となるでしょう。