2019.07.19

【人気】大人のミニ財布4選。ディオール、ドルチェ＆ガッバーナ、ヴァレンティノ、マルジェラ

キャッシュレス化の波を受けてミニウォレットが大流行り。でもサイズが小振りになった分、これまでより見た目のインパクトに欠けるのも事実なのかと。そこで今回は“小粒でピリリ”なミニウォレットをご紹介します。

CREDIT :: 写真／蜂谷哲実（hachiya studio）　スタイリング／稲田一生　文／持田慎司

パッと見で惹きつける「盛り」デザインが旬

“山椒は小粒でもピリリと辛い”とはよく言ったもの。小さいながらも抜群の存在感を一皿の中で発揮する山椒のごとき存在感が、昨今流行りのミニウォレットにあったなら……。

そんなワガママを叶えるべくご紹介するのが、「盛り」デザインのメゾンのミニウォレットです。メゾンならではの美意識と遊びゴコロで、まさに“小粒でピリリ”な存在感。これならセンスの良さとスマートさをさりげなくアピールすることができますよ。

◆ ディオール

メタリックカラーに彩られた蜂さんが舞い踊る

メタリックシルバーに彩られたアイコンの『BEE』が抜群の存在感を醸し出すミニウォレット。薄型設計に仕上げているので、ミニウォレットとしてはもちろん、バッグインバッグとしても重宝必至です。こんなキュートで目を引く財布をポケットや鞄の中から取り出せば、周囲の女子から「かわいい～」との黄色い歓声が聞こえてきそうです。

コインはL字ファスナーポケットへ。そして紙幣やカード類は裏面のスロットへ、といった具合にスタイリッシュなデザインですが、実は実用面までヌカリなく考慮されているのです。

◆ドルチェ＆ガッバーナ

全方位的にブランドを主張するアイコンミニウォレット

カーフレザー製のボディはもちろん、ネックホルダー用のコードやプラーと呼ばれるファスナーの引き手部分にまでブランド名やロゴをあしらうことで、全方位的にドルチェ＆ガッバーナの作であることがひと目でわかる設計に。ここまでブランドを誇示できるアイテムをあえて大人の男が使うというのが、洒落っ気があっていいですね。

キャッシュレス化が進む時代にふさわしく、内装は極めてシンプルな設計。たしかにこの手の財布は、あれこれ細やかに中が区切られているよりこれくらい潔い方が使いやすそうですね。

◆ ヴァレンティノガラヴァーニ

アイコンのロゴが堂々たる存在感です

ネックホルダー型の二つ折り財布の前面にお馴染みの『VLTN』ロゴをあしらうことで、適度なヌケ感と抜群の存在感とを兼ね備えています。とはいえ上質なカーフレザーを使用しているため、ラグジュアリーなムードも満点。背面側にはスマートフォンを収納するスロットを設けているため、これさえあれば手ぶらで外出することができちゃいます。

基本設計は二つ折り財布なので、コインコンパートメントやカードスロット、お札入れ等、お財布として必要不可欠な収納力はしっかりキープ。ストラップにはアイコンのロックスタッズも。

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◆ メゾンマルジェラ

オレンジの配色と4本ステッチがなんともキャッチー

趣のあるシボの表情が魅力のディアスキン製の二つ折り財布。その発色の美しさもさることながら、なんといっても本作のハイライトはメゾンマルジェラ謹製であることがひと目でうかがい知れる、あの白い4本のステッチ。控えめなアイコンは、節度が求められる大人の装いにもさりげなく溶け込んでくれるはず。この絶妙な塩梅こそ同ブランドの魅力ですね。