シンプルが正解！ 大人の定番バックパック5選

いまや、バックパックは大人の街使いバッグの定番。トレンドのアスレジャー系のスタイリングから、タイドアップしたドレススタイルにも似合ううえ、着こなしに旬なスポーツティさを手軽に取り入れられるアクセサリーとしても有効です。

そんなバックパックには、機能最優先の無骨なタイプからデザイン優先のモデルまであって百花繚乱。ですが、やはり大人が持つべきはシンプルなデザインではないかと。どんな着こなしにも似合うため、平日は仕事に、休日は街歩きやアウトドアにと、オールマイティです。機能性もほどよく搭載されたモデルこそ、知的な大人の定番としてオススメする次第です。

スーツにも合うシンプルデザインで、ビジネス使いしやすそうなバックパックですが、機能性は本格派。撥水素材とコーデュラバリスティックナイロンをコンビ使いすることで、耐久性は折り紙つきです。

2室構造でジップを開ければ多彩なポケットを備えているので、小物の整理収納も完璧にこなせます。もちろんPCやタブレットの収納スペースもしっかり確保。ペットボトルなどの専用収納ポケットも備わっています。自立するのもうれしいポイント。

定番バックパックというと黒のイメージかもしれませんが、白いバッグも実はコーディネートしやすいんです。光沢あるナイロン素材は、イタリアの高級ナイロン・リモンタ社の"ナイサー"。革のような厚みがあり、加工による独特のシワ感をもつこの素材を、国内メーカーとして初めて「クリーザン」が採用しました。

さらに、フロントに3箇所のジップポケットを配したり、背当てにメッシュ素材を採用したりと機能面も充実。トロリーケースのハンドルが通せるアジャスターループもあり、トラベルにも最適です。

サンフランシスコのメッセンジャーバッグメーカーとしてスタートした「ティンバック2」のディビジョンパックは、耐久性と共に機能性を考慮した実用的なバックパック。

シリコンバレーに近い土地柄、PCを背負って自転車通勤するビジネススタイルに相応しく、サイドにボトルウォーターポケットも備わっています。3面ジップを開くメインコンパートメントはサイドにササマチ付きで大きく開口し、荷物の出し入れがしやすいのがポイントです。

余計なデザインを削ぎ落とした、コットン×ナイロンのキャンバスリュックは、これぞ定番と呼ばれるオーセンティックなデザイン。レザーに強い「イル ビゾンテ」らしく、スライダーやストラップの付け根部分には、上質なレザーが使われています。

そして、使い込むほど飴色に味わいが増すレザーのロゴパッチは、共に歩んだ歴史を感じさせてくれるアイコン。同ブランドのフィロソフィーを感じさせるワンポイントになっています。

コーデュラナイロンのデイパックは、パリの人気バッグブランドである「エルベシャプリエ」が、アメリカのアウトドアプロダクツに委託生産していることで知られる名品。

アウトポケット1箇所、内ポケット無しの仕様で、サイズは小振りで持ちやすいMLサイズ（978N）とLサイズ（946C）展開。カラーバリエーションも豊富です。上掲左からフュズィ（グレー）、プリュネル（パープル）と、色名が洒落ているのは、フレンチブランドならではですね。