スウェットの王道、チャンピオンのリバースウィーブ®にいま注目すべき理由

スポーツMIXがトレンドを牽引する昨今。スウェット人気は、男女ともに高止まり状態です。そんななか、スウェット史上におけるエポックメイキングであるリバースウィーブ®に注目が集まるのは、当然と言えるでしょう。

リバースウィーブ®の誕生は1934年ですが、特許を取得したのが1938年とあって、昨年に80周年というアニバーサリーイヤーを迎えました。

リバースウィーブ®とは、洗濯を重ねると生地が縦方向へと縮み、丈が短くなってしまうことを解消するために生地を横使いしたことが、その誕生のきっかけ。それにより生じる横方向への縮みに対応すべく、ボディサイドにリブパネルを採用したことで、今日に続くリバースウィーブ®が完成したのです。

古くより、米国内におけるスウェット市場で、圧倒的なシェアを誇ってきたチャンピオン。それだけに、カレッジ物からキャラ物など多数のカラバリやプリントが存在し、90年代のヴィンテージブームの際にはヴィンテージスウェット＝チャンピオンのリバースウィーブ®という図式が完全に定着します。昨今の90年代リバイバルによって、古着のリバースウィーブ®人気も再燃しています。

昨今は様々なブランドからスウェットがリリースされていますが、長い歴史と確かな品質、そしてウンチクやサイドストーリーまで揃うスウェットといえば、チャンピオンのリバースウィーブ®なのです。最新ものももちろん魅力的ですが、ときには王道を纏うのも、大人の大事なバランス感覚なのでは？と思う次第。

糸、生地、縫製と、すべての工程においてメイドインUSAにこだわった、チャンピオンにおける最高峰コレクション。12.5オンスのスウェット生地は、さらりとドライな肌触りを提供するコットン100%で、長めのリブや赤タグなど、70年代モデルの作りを再現しています。

70年代モデルの特徴を再現した、赤タグのジップアップスウェットパーカーとプルオーバースウェットパーカー。12.5オンスの厚手なスウェット生地は、糸からアメリカ製にこだわります。リバースウィーブ®の採用も然り、古き良きアメカジアイテムとしての矜持を感じさせるモデルです。

日本人の体型にフィットするサイジングを採用したTシャツ。ヘビーウェイトなコットン生地によるボディには、サイドにスウェットと同様にパネル切り替えが。袖にアイコンを記しただけのシンプルなデザインは、トレンド問わず着こなせます。全13カラーが揃うのもうれしいところ。

糸から縫製まですべてをアメリカ生産にこだわった、赤タグコレクション。ウエストはドローコード、裾はギャザーを採用した70年代モデルにインスパイアされた作りで、サイドにリバースウィーブ®の特徴であるパネル切り替えを配しています。ユル過ぎないシルエットは、街履き用としてもOK。