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2017.08.24

東京のトリュフブームが止まらない! “恋の媚薬”を堪能できるデート向きレストラン

取材・文/長谷川あや
トリュフ、その甘美な響き──。キャビアやフォアグラと並ぶ、言わずと知れた世界の3大珍味のひとつですが、そう頻繁にお目にかかれるものではありません。
 
しかし、このところ東京ではちょっとしたトリュフブーム。先日、ご紹介したトリュフパスタの専門店「out」などトリュフに特化した店が相次いでオープンしており、専門店でなくてもトリュフをフィーチャーしたメニューを提供する店も増えています。
 
「黒い(白い)ダイヤモンド」とも称され、珍重されているトリュフには媚薬効果があるとされ、昔から珍重されていました。かのナポレオンや太陽王ルイ14世も好物だったとか。
 
上質でフレッシュなトリュフの、ほかの何とも似ていないサクサクとコリコリの中間ともいえる噛みごたえ、その芳醇な香りは、恋の媚薬として威力を発揮すること間違いなし!

まさにデート向きのお店を2店舗、ご紹介しましょう。

料理からインテリアまでトリュフ尽くしのパリ発専門店

■「アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ」/六本木

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東京ミッドタウンにオープンした、フランス発のトリュフ専門店「Artisan de la Truffe Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)」。メニューには、可能な限りオーガニックにこだわったフランス産の高品質なトリュフをたっぷり使った料理がズラリと並びます。
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パリの本店と同じデザインの内装はシックでモダン。トリュフをモチーフにした照明が吊るされていたり、遊び心も効いています。夜になると、広々としたテラス席はロマンティックな雰囲気になりますよ。
料理はトリュフと相性のいい食材を使ったものが基本ですが、「え、これとトリュフをあわせちゃうの!?」なんてメニューもあり、彼女との会話も盛り上がることでしょう。

テーブルに置かれたトリュフ塩やトリュフオイル、トリュフ風味のバルサミコを使って味の変化を楽しむのもオツ。パンは東京ミッドタウン内にお店を構える「ル・パン・コティディアン」のものを使用。これがトリュフ入りオリーブオイルによく合うんです。
 
同店では、その季節ごとに最も美味しいトリュフを提供しているので、「今度は黒トリュフを食べに行こうよ」「そろそろ白トリュフの時期だね」なんて、デートにお誘いするのもいいですね。
 
なお、トリュフオイルなどのリテール商品は、お店で販売もしているので、芳醇な香りの余韻はお持ち帰り可能。「今日の思い出に」なんて、彼女にプレゼントするのもスマートです。

■「Artisan de la Truffee Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)」

住所/東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス1F
営業時間/平日11:00~15:30(L.O. 14:30)、17:30~23:00(L.O.22:00)、土日祝 11:00〜23:00(L.O.22:00)
 
URL/http://artisandelatruffeparis.jp
予約・問い合わせ/☎03-5413-3830

※季節によりトリュフが異なるため、価格が変動します。

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寿司シャン&トリュフという贅沢なコラボを堪能

■「銀座 815」

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銀座で高級お寿司&シャンパン。デートの王道ですね。さらに、その“寿司シャン”のシャンパンが英国王室御用達のシャンパンメゾン「ボランジェ」と来たらもう完璧じゃありませんか!
 
2016年末にオープンした「銀座 815(ギンザ ハチイチゴ)」は、「ボランジェ」とミシュランガイド東京2010で一つ星に輝いた「銀座 いわ」とがコラボした、“寿司シャン”レストラン。シャンパンと寿司という黄金の組み合わせをさらに完璧なものにすべく、伝統的な江戸前の技法に加え、キャビアやトリュフなど「洋」の食材を用いたメニューを提供しています。
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無垢の桜材の一枚板を用いたカウンターは寿司屋の矜持を感じる静謐なものですが、入り口を入ってすぐの場所にある大理石のカウンターには冷えたシャンパンが並べられていたりと、寿司シャンの要素も随所に。
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先附は、枝豆の摺り流しにトリュフとキャビア、そして湯葉が添えられたもの。組み合わせの妙にうなりながら、ボランジェをごくり。次に、まごちにトリュフを合わせたお造りが登場。ポン酢でいただくのですが、まごちの脂とフレッシュなサマートリュフがこれほど合うとは! 
 
「自家製ローストビーフ サラダ仕立て」はドレッシングにもトリュフオイルを使用。「すみませ~ん、ボランジェ、もう1杯」となるのは必至でしょう。
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江戸前寿司は、トリュフ塩でいただくねっとりとしたアオリイカや、酢飯とウニの間に薄くスライスしたトリュフをはさんだものなど絶品揃い。マグロのヅケ、車エビなどは、トリュフをからめず提供。これまた美味なんです!
そして、いまオリーブを絞ったの!?と思わんばかりにフレッシュなオリーブオイルをかけていただくジェラートのデザートに至るまで、まさにめくるめく世界が繰り広げられます。
 
銀座、寿司、ミシュラン、英国王室御用達、シャンパン、そして、トリュフ──。トリュフのプランが終わった後も、女性をエスコートするのに十分な豪華な組み合わせが揃ったお店なのですよ。

■  銀座 815(ギンザ ハチイチゴ)

住所/東京都中央区銀座6-3-12数寄屋ビル1F
営業時間/ランチ11:30~14:30(L.O.13:30)、ディナー17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日/日、第3土曜、祝
※月曜日はディナーのみの営業

URL/http://www.stillfoods.com/815
予約・問い合わせ/☎03-3573-1815

 
●夏のお任せトリュフコース
1万3000円、ボランジェフリーフロー 7000円、夏のお任せトリュフコース(フリーフロー付)
2万円(すべて税別・サービス料込)
※〜2017年8月31日(木)まで

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