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2017.08.16

話題の「ザ・ビーチバーガーハウス」に行ってきた!

青島ビーチパークが人気の宮崎に、この夏、新スポットがオープン!

CREDIT :

取材・文/高橋大 写真・動画/金田亮

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青島ビーチパークから始まった宮崎発信の新しいビーチスタイル

いまや、全国から注目される存在となった宮崎の青島ビーチ。その契機となったのが、2015年の青島ビーチパークのオープンということは、いうまでもありません。

ご存じない方のために、ざっくり説明すると、昭和40年代のブーム以降、客足が減少していた青島海岸の空き地に、官民が一体となり作り上げたフードコンテナの並ぶ、公園のようなスペースが青島ビーチパークです。
そのプロジェクトのキーマンが宮原秀雄さん。宮原さんはそもそもは東京の大手広告代理店で辣腕をふるっていた広告マン。
その宮原さんが、宮崎移住のおりに青島再生を依頼され、「誰もが思い思いに海と過ごせる居心地のいい場所」をテーマに作り上げたのが青島ビーチパークでした。
そのモチーフとなったのは独自のカルチャーを発信している海外のビーチなのだそう。
「バイロンベイやオレンジカウンティのようなビーチを日本にも作りたかった」と、あるインタビューでこたえています。

そして瞬く間に青島ビーチパークは人気になり、いまやインスタ映えバツグンのスポットとしても人気に。
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一ツ葉に「ザ・ビーチバーガーハウス」が誕生

前置きが長くなりましたが、その宮崎が今、さらにアツくなっています。
というのは、宮原さんが手がけた第二のプロジェクト「ザ・ビーチバーガーハウス」がこの夏オープンしたからです。

青島から北へ20kmほど向かった先にあるサンビーチ一ツ葉。そこにライフセーバーの監視塔として使われていた古い建物がありました。監視塔だけにしておくのはもったいない、なかなかのサイズ感があるその場所を、再利用しようとプロジェクトが始動。
そうなれば当然のように宮原さんにお声がかかり、ふたたびメチャイケてるスペースが生まれたのでした。
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というわけで、オープニングレセプションにお邪魔してきました。
一目みて、ここは西海岸か! とツッコミたくなるほどカリフォルニアな雰囲気のエントランス。
中へ入ると、正面はオープンな作りになっていて、その先には一ツ葉の真っ青な海が見えます。

そして、海風とともに漂ってくるのはビーフパティの香り。そう、ここは名前の通りバーガーハウス。手がけるのは、東西の雄。東代表は原宿の大行列で知られる「THE GREAT BURGER」、西代表は心斎橋の人気店「CRITTERS BURGER」。
そんな両者がタッグで生み出したバーガーです、旨いに決まってます!
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「THE GREAT BURGER」と「CRITTERS BURGER」がプロデュースするバーガーは味、ボリュームともにバツグン。
ハウス内のシートのバリエーションも絶妙で、4〜5人でくつろげるソファーコーナー、海向きのカウンターテーブ、フロア中央には大きめのテーブル、といった具合。
半分オープンな仕様なので、ビーチとの一体感もバツグンでシームレスに砂浜にアクセスできます。
イメージとしては西海岸のビーチハウス。
ひとりでもカップルでもグループでも思い思いに過ごせる、そんな空間作りの妙は、青島ビーチパークに通じる心地よさがあります。

もうひとつやはり目を引くのは西海岸的な内装のクオリティ。内装を手がけたのは「カリフォルニア工務店」。全国にサーファーズハウスやビーチハウスを建設しまくっている、西海岸風建築の第一人者です。
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集う人が自由にビーチタイムを楽しめる、オープンなスペースが心地いい

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海を望む側はこの通り、すべてがオープンに。風と海を感じられる最高のスペース。
夕方から夜にかけて刻々と印象を変えていく海を眺めながら、バーガーを頬張り、ビールで流し込む。建物は海に向けて半分くらいがオープンな作りなので、海風が心地よく流れていきます。
これを最高のときと言わずしてなにをいうのでしょう! サーフィンをしなくても、海に入らなくても、海がそこにあるだけでこんなに心地イイなんて。もう、帰りたくなくなります。
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全国的に注目された青島ビーチパーク。その理由を、東京のクリエイションノウハウを駆使して、地方自治体とプロジェクトを成功させた、というジャーナルな視点で見てしまっていましたが、行ってみてそうじゃない、ということがよくわかりました。
単に海辺にお洒落な施設を作った、ということではなく、そこにちゃんと人が集う、心地の良いコミュニティを生み出したこと、それこそが青島の成功なのだと。
今回実際に行ってみてそれを実感。

その考え方とセンスが投入された「ザ・ビーチバーガーハウス」も間違いなく、訪れる人たちに最高のビーチタイムを提供してくれるはず。
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インテリアはすべて西海岸風に。照明、テーブル、椅子、飾られた写真まですべてがセンスよくまとまっています。
海でどう過ごすかは、人ぞれぞれです。でも、いまの日本のビーチは楽しみ方に選択肢があまりない。泳ぐか、釣りか、サーフィンか、という具合に。
ただのんびり海で過ごしたい、しかも現代的なホスピタリティを担保してくれる心地いい空間で。なんてオトナは結構多いはずです。
そんなニーズに応えてくれる場所、それがこの宮崎にはあります。

こういうビーチが日本にもっともっと増えて欲しい。だから、まずは宮崎の心地よさを多くの人に体感して頂きたいと思った次第。

というわけで、みなさま、今年はハワイの代わりに宮崎はいかが?!

ザ・ビーチバーガーハウス

住所/宮崎県宮崎市阿波岐原町1400-16
営業時間/AM10:00-PM21:00(定休日なし)
URL/http://thebeachburgerhouse.com/
お問い合わせ/☎︎0985-34-9085

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