【問題】女性には常識!? 3大マフラーを言えますか？

シンプルなスタイルがオトナを中心に浸透していますが、冬は誰もが手軽に一点あるモノを足すだけで、リッチな季節感と華やかさを装いに添えることができるから。そう、それが英国製のマフラーです。イギリスの伝統であるチェック柄をあしらったマフラーは、ひと巻きするだけでスタンダードな着こなしも一瞬でパッと花を挿したかのような洒落感が備わるもの。

確かに他にも目を引く小物はありますが、古典柄のチェックマフラーは、極めてトラッドなデザインゆえに華やかであっても派手に見えないところが特徴です。なかでも英国3大ブランドのマフラーならばクオリティも折り紙付き。カシミヤを始めとする厳選の高級素材を使用しており、優しく雲を巻き付けたかのようなヌクみをじんわり味わえるのです。

ジョンストンズにジョシュア エリス、そしてベグ アンド コー。これらのネームに聞き覚えがあるという男子はもうファッション通。ただし、小物にまでこだわる女子の間では、すでに注目ブランドとして広く人気を集めているのです。そんな英国3大マフラー、自分で使うのもいいですが、この季節のプレゼントとして女性に贈れば、大いに好感度アップが期待できるのです。

歴史ある英国ブランドのなかでも、さらに老舗中の老舗として知られる創業1797年のジョンストンズ。1840年代にはタータンチェックマフラーを発明し、手掛けるなど先駆的な名門です。特にジョンストンズは原毛の選定から染色、紡績まで一貫生産しているところがポイント。

完成度の高さでは群を抜く存在なのです。写真のカシミアマフラーは大判ゆえに、ふたり並んで使用するなんてのもOK。発色のキレイなイエローカラー入りのチェック柄は今季らしさも感じさせます。

ジョンストンズに負けず劣らず長い歴史を誇るジョシュア エリス、創業は1767年。イングランド北部ヨークシャーを拠点に生産するハンドクラフトによるマフラーは、世界的なラグジュアリーブランドからも選ばれるほどのクオリティ。

なかでもカシミアメイドのマフラーはトップクラス。50人もの熟練職人が織りから仕上げまでを手掛けており、その生地密度が生みだすフンワリ感は絶品。この一枚はシックなライトグレーをベースとした大人のチェック柄。男女問わず着こなしを選ばずに使えるところが魅力です。

スコットランドはペイズリー柄で有名なペイズリーの街にて1866年にスタートしたベグ社。創業当時はペイズリー柄のショール等を作るファクトリーでした。長年培った技術はマフラー作りに注ぎ込まれており、なかでも8kmに及ぶ糸を使ったストール「ウィスピィ」は、特許取得済みの技術を用いており、ガーゼのような柔らかさが味わえる逸品。

また、ベグ アンド コーならではのヒット作といえるのが写真の「ジュラ」。上質を極めたラムズウールとアンゴラを使用し、スコットランドの軟水で仕上げた一枚は、極上の柔らかさと発色の良さ、それに加えて買いやすさまで兼ね備えた名品です。

ギフト選びに困ったら、あのアイテムがハズしなし？
気づけば12月。意中の女性へのギフト選びを考える時期ですが、ハズさないギフト候補がカシミアのマフラーなのです。正攻法ではありますが、贈る側ももらう側もとっても有効なのです。

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