断然使える!? 厚底ブーツを大人にこなすための３つのポイントとは？

このところモテる男の装いが、確実にユルリな方向へとシフトしているのを感じます。Aラインのコートや丸みを帯びたアウター、ちょい腰ユルのタックパンツなんかがその好例ですが、こうなると必然的に足元にもボリューム感が欲しくなる。そう、華奢な短靴では全体のバランスをとるのが難しいんですね。その点ブーツなら履くだけでいま欲しいボリューミーなバランスが手に入る。なかでもソールの厚い一足は効果もひとしお。ということで、改めて厚底ブーツを大推奨するというわけです。

さらに、その魅力はボリューム感だけに留まりません。季節感の演出にも効果は絶大ですし、この時季、微妙に気になるソックスの合わせに悩む必要もない。加えて、厚底ブーツなら"無理に盛ってる感"のない、自然なスタイルアップも叶います。結果、着ている服まで普段より割り増しで格好良く見えてしまうんですね。

どうです？　こんないいもの放っておく手はありません。ただし選びに関しては、厚底であること以外にエレガントであることもとっても重要。なにしろ大人ですから。そこで、とびきりの上質素材とドレスなラストが必須条件となる。すると、タフでリッチでエレガントな大人の冬の足元が完成するのです。

ヒールの高さが3㎝以上、かつソールにもしっかり厚みがあることが絶対条件。ラバーのラグソールなどタフなソールが大代表です。

ゴツめのソールを履いたタフなブーツだからこそ、素材の良さにこだわるのが大人の選び。圧倒的に上質なレザーの一足をどうぞ。

素材の良さに加え、フォルムはあくまでエレガントなのがオヤジ流。だから、ソールがどんなにタフでもラストはドレスがお約束です。

70〜80年代のオーセンティックなハイキングブーツに着想を得た男らしいラグソールのブーツ。ヴィンテージ感溢れる風合いと熟練職人の手作業が生きる、リッチかつ味わい深い一足です。

真冬のオトコをリッチかつセクシーに彩るファー付き襟のコートを主役に据えた、全身黒の"艶ホカ"スタイル。このボリューム感とラグジュアリーさに負けない足元の選びが、すなわちリッチな厚底ブーツです。上質なカーフレザーのラウンドトウのアッパーに、これぞ厚底たるクリッパーズソールを装着したサイドゴアブーツなら、都会らしいエレガンスと男らしさを両得出来ます。