たった1本の巻物を5パターンで楽しむコツ

冬のコートやジャケットスタイルで簡単に華やぎをもたらすテクのひとつが襟元のマフラーやストールです。巻き方次第で印象は変わり、同じアウターを着ていても新鮮な雰囲気が纏えます。巻き物上手なイタリアオヤジの皆さんにこなし方を学びます。

ジャケットやコートを頻繁に着る季節。襟元を洒落て魅せる小物がマフラー使い。同じジャケットやアウターを着ていてもマフラー使いが変われば、印象も変わるというものです。そんなマフラーテクが巧みなのがイタリアオヤジの皆様。巻き方次第でさまざまな印象を演出しています。しかもどれも難しいテクニックはありません。ぜひこの秋冬は手持ちのマフラーでぜひ実践ください。

襟元をぐるりひと巻きして、両端を垂らす巻き方。単純ではありますが、この無造作な感じがむしろ男っぽく映ります。ジャケットなどの場合は、左右に垂れるマフラーの端が同じくらいの長さになるのがバランスよしです。防寒としても有効な巻き方です。

マフラーをひと巻きし、端を背中に流すスタイル。歩く度にマフラーが揺れ、優雅な雰囲気が纏えます。学生風にならぬよう、無地のマフラーやストールをチョイスするのがシックにまとめるコツかと。

襟元にふわりとタテ巻きすることで、まるでタイを締めるようにVゾーンがふっくらして優雅な印象になる巻き方。マフラーの端はジャケットやコートの外に出してもよいですし、ボタンを留めてジャケット内に収めることでシックな見映えにもなります。

冬が深まる季節、コート着用時に襟元に沿ってコートに入れてしまう巻き方。エレガントにキマるうえ、暖かさもこの上ないのです。写真のオヤジさんのように、華やかな差し色を使うという手もあり。

あえて巻かずに垂らすだけというのも巻き物使いのテクのひとつ。この場合、少しボリューム感のあるマフラーだと自然に垂れるのでキレイにまとまります。少々上級テクではありますが、こちらのイタオヤのように前を開けて堂々と闊歩いただきたい。

チェスター＆トレンチ、冬の2大コートをカジュアルに着こなすテク
秋冬を代表するコート、チェスターとトレンチ。スーツやジャケットでの着用だけでなく、カジュアルに着こなす方法をイタオヤ（イタリアオヤジ）のスナップから解説します。

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