【注目】 色柄スーツはチラリで華やぐ"ちょい派手カーデ"をイン！

いま戦闘力が高いスーツの代表格、色柄で盛った“モリッとスーツ”はスーツ自体が華やかゆえ、こなしはあくまでシンプルに、と考えがち。でも、違います。むしろさらに盛ってこなすのが、“モリッとスーツ”の真骨頂。で、その際役立つアイテムが、チラ魅せ上手な“ちょい派手カーデ”です。ニットなのでこなれ感を添えられますし、巻き物感覚で使えるので、色合わせを考える必要もなし。だから、じゃんじゃん挟んでくださいな。オススメはライン、総柄、ボーダーの3タイプです。

LEON本誌が推奨する3つのちょい派手カーデのなかでも大代表といえるのが、カレッジ風味漂うライン入りのカーディガンです。そのコントラスト鮮やかなトリムラインがやんちゃな遊びゴコロを発揮しますよ。

ざっくりとしたリブ編みで仕上げられた、コットン100％のライン入りレタードカーディガン。そのカレッジテイスト溢れるスタイルに加え、鮮やかなカラーコントラストにもスポーティな若々しさが滲みます。

さまざまな色を編み込んだ派手色の総柄カーディガンも、楽しげな印象作りにうってつけの一枚。一瞬、難しそうに見えますが要領は派手柄ストールとまったく同じ。スーツの色もお構いなしに差し柄しちゃえばいいのです。

フィッシャーマンタイプのケーブル柄をマルチカラーで表現したカーディガン。この複雑な色は糸の段階で最新技術によるプリント加工を行い、さらに手作業で調整を施し完成させた手の込んだもの。

装いにさわやかな遊びゴコロを添えてくれるボーダーは着流しスーツのインナーの定番。ですが、クルーネックではなくカーデというのがポイント。ジャケットに沿ってチラ見えするパターンがなんとも楽しげに見えるのですよ。

やや太幅のピッチながら決して子供っぽく見えない、黒×ベージュのカラーリングが特徴のボーダー柄カーディガン。素材には春夏らしさを演出するリネン・コットンニットを使用。その素材使いにも上品な大人っぽさが漂います。