大人で使える、注目のゴアテックスといえば!?

ボブ・ゴア氏によって1969年に生み出されて以降、医療やバイオテクノロジー、航空・宇宙産業など、さまざまな分野で用いられているePTFE（延伸ポリテトラフルオロエチレン）を元に開発された画期的な生地、ゴアテックス。

ファッションにおいては、1976年にアメリカのアウトドアブランドによってテントとして製品化され、それ以降アウトドアウエア全般にも広く利用されるようになりました。

登場から半世紀を経た現在、衣料用として展開しているゴアテックス ファブリクスは、求められる防水透湿性のレベルに応じて多種類なラインナップが存在します。

なかでも、近年登場したシリーズが、「ゴアテックス インフィニアム」。軽量でドライな着心地が持続し、高い防風性を備えているのが特徴です。

しかも、従来のゴアテックスよりも比較的取り扱いやすいこともあり、さまざまなファッションブランドが、大人の街着としても使いやすいアイテムを展開しています。まさにシティ向きの超ハイスペック素材ですから、心強いのです。

この素材を使ったウエアは、寒暖の差が激しい春先から梅雨時まで何かと重宝しますし、身に纏っていれば、急な雨でもあたふたする必要がありません。それゆえ、ラグスポスタイルにさり気なく取り入れるなんてのも、アリですよね。

実は高機能なものを、さらっと着こなす。それって、ニューノーマル時代の大人カジュアルでは、当たり前になりつつあります。なぜなら、いつでも快適＝大人の余裕に直結するのです。この機会に、ぜひお見知り置きを！

機能性ばかりに目をとらわれると、いかにもアウトドアな人になりがち。ですが、「ゴアテックス インフィニアム」を使ったシティ向け細身ブルゾンに、腰回りがゆったりとしたテーパードパンツ合わせれば、今っぽいバランスの装いがちゃんと演出できます。

長年、ゴアテックス素材を用いて、シティユース製品を手がけてきた先駆者、アークテリクスのブルゾンを上手に活用すれば、機能性を最大限に活かしつつも、こなれた大人スタイルが楽しめますよ。

製品化にあたって厳しい基準が設けられているゴアテックスは、デザインに制約を課すことも多々ありましたが、「ゴアテックス インフィニアム」は、デザインの自由度が高いことが大きな強み。

これまでも多数のゴアテックス製品をリリースしてきたホワイトマウンテニアリングでは、この自由度を活かして複雑な刺繍柄を施した技アリのMA-1型ブルゾンをリリースしました。

背面には、「ゴアテックス インフィニアム」を証明するタグが付属。冬山登山など、過酷な気候条件に対応するゴアテックスとは多少異なり、こちらは防風性に特に優れているのが特徴です。

加えて、完全防水ではないものの、街用として十分な撥水性を誇ります。サイクリングやランニング、晴天時のトレッキングなど、幅広いシチュエーションで効果を発揮するので、ニューノーマル時代の週末アクティビティや旅行にも最適なんです。

従来のゴアテックスは、雪山登山などで活用されることも多い機能素材ですが、日常使いでは若干オーバースペックということもあります。それはそれで、問題はありませんが、デザインの自由度が高く、高温多湿な日本での着用にもしっかり対応する「ゴアテックス インフィニアム」は、まさに狙い目。

特に汗ばむ時期でもサラサラとした着心地が持続するショーツは、真夏でも快適ですから、スマートに着こなせます。こちらは、ジップポケットを配したスポーティな１枚ですが、シャープなフォルムが都会的です。まさに街ばきに理想的ですよ。