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2021.02.16

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細身のラストに"ひだ"寄せデザイン。トッズの新作・ラビオリシューズって?

こんな時代だからこそ、“人生は謳歌してナンボ”のイタリア人の心意気を、お洒落を通じて感じたいですよね。ラビオリシューズとLEONが命名したトッズの新作には、心の“ひだ”にも触れる魅力がありました。

CREDIT :

写真/渡辺修身 スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/古川 純 文/石井 洋(LEON)

心のひだに触れる伊国の"ひだ"の話

今改めてイタリアの、そして彼の国の人々のお洒落に対する考え方には、学ぶべきところが多いなと。自己満足と他者満足を同時に追求する姿勢は“人生謳歌こそ至上”というポリシー、いやイデオロギーに基づいており、こんな時代だからこそココロに響きます。

一方でそのイデオロギーは、モノ作りにも影響。一見大らか、大胆でありながら、その実繊細な計算や技術が同時に見て取れるのですね。

例えばマニカ・カミーチャ(シャツ袖)。雨降り袖とも呼ばれる、肩に“ひだ”を寄せて作り上げる袖付けの技法ですが、一風変わったデザインでありながら、実は可動域の確保であり、肩なじみの良さを担保するディテールで、我々はその本質を知ることで、この“ひだ”のデザイン=着心地良くリラックスした雰囲気、ということを学んできた、と。
靴6万6000円/トッズ(トッズ・ジャパン)
イタリアですからラビオリシューズと命名⁉ イタリアはひだもシワも楽しめるお国柄。かつそこに実用も潜んでいるのですね(深い)。ラビオリのひだだって、美味しさの秘訣ですから、この命名は、あながち間違ってない!? 薄ソールの面長フォルム、ひだの量感によって、合わせるボトムスを選ばない一足であります。6万6000円/トッズ(トッズ・ジャパン)
ゆえ、今回ご紹介するトッズの新作靴にも諸兄は初見から履き心地の良さと技を感じ取ることができるはず。

実際にこの“ひだ”により靴内に適度な空間が生まれ、細身のラストでありながら窮屈さはナシ。もちろんデザイン的な主張もあるため、シックでありながら着こなし自体も楽しくなる、と。イタリアを学んできたがゆえの、自身の目利き力の成長も含めて、心のひだに触れてくる逸品でありました。
2021年3月号より
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

トッズ・ジャパン 0120-102-578

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