大人に似合う、チェーンネックレス厳選４

アウターやブーツなど、存在感の大きいアイテムが増える秋冬コーデにおいて、アクセサリーの重要度は低くなる印象があります。しかし、アウターによってできるフロントゾーンは、いわば見せ場。そこにゴールドのネックレスを投入することで、効果的なちょい盛りが可能です。　

タートルネックはもちろん、クルーネックでも重ね着をする秋冬コーデでは、春夏のようにシャツの内側に付けるのではなく、外側に付けることになります。それによりちょい盛り効果は高まるのですが、ひとつ注意点が。それが、盛りすぎないこと。

大ぶりなペンダントトップやモチーフが複雑なものは、ヒップホップならアリですが、大人の秋冬コーデにおいては悪目立ちしてしまいます。選ぶべきは、シンプルなチェーンタイプ。これならゴールドでも品良く見えますし、合わせるコーデも選びません。この足し引き加減が、秋冬のアクセサリーによるちょい盛りでは重要なんです。

ゴージャスな印象の強いイエローゴールドも、この「サントス ドゥ カルティエ」ネックレスのようなシンプルなデザインなら、品良く着けられます。タートルネックニットに合わせる際に首が詰まって見えないよう、やや長めを選ぶのがポイント。長めでもシンプル顔なら、ジャラついた感じになりません。

18Kゴールドを用いたチェーンは極細。まさしくミニマルの極みですが、そんななかエングレービングが可能なタグをセットし、さり気ないアクセントに。ペンダントトップを加えるのもありですが、ジャケット&コートという大人の秋冬コーデになら、このままシンプルに合わせたいところです。

オーディオケーブルジャックからインスピレーションを得た「ジャック ドゥ ブシュロン」。しなやかなチェーンは、イエローゴールドでも洗練された印象に。プラグピンをイメージした留金にはダイヤモンドがふんだんにセッティングされていますが、ペンダントトップと違い揺れ動かないので、意外に主張は控えめです。

ブラックはもちろん、ダークネイビーやブラウンといった秋冬でおなじみの色に抜群に映えるのが、イエローゴールドの魅力。喜平チェーンタイプとなるこちらは、シンプル&ベーシックながらひとつひとつのコマが実に繊細で、それゆえ装飾性がなくとも十分にラグジュアリー感を楽しめます。