2016.08.31
いまジャケ代わりに「ジージャン」
ジージャン、というとカジュアルのド定番ですが本特集では改めてオヤジのジージャンを考えました。キモはズバリ、上品でリッチにジージャンを着ること。そのための、もっとも簡単な近道はあれを足してこれを足して……というのではなく、いつものジャケパンのジャケットをジージャンに代える、そんな感覚でいいんです!
まず、大事なのはモダンで品良く見えるフィッティング
ジャケット代わり、なジージャンは背中と肩とお腹がピッタリ
その点をおさえるだけで、大人の選びをわかってる感が漂うのです。
Jacob Cohën - ヤコブ コーエン

ココンチならではなタイトフィットながら、コットン×ポリエステルのデニム地を使用しているため着心地は楽々。天然のインディゴによる色出し、裏地にはカモフラ柄をあしらうなどこだわり満載な日本限定モデルです。5万8000円/ヤコブ コーエン(ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)

シンプルにスラックスと合わせればバーやラウンジでも余裕でこなせます。男性●カットソー9000円/ベアフット ドリームズ(サザビーリーグ)、チャーム1万7000円、チェーン1万1000円/ともにプエルタ・デル・ソル(プエルタ・デル・ソル恵比寿店) 女性●ブラウス14万8800円、ショートパンツ5万6900円/ともにラペルラ(ラペルラジャパン)、ピアス2万5000円/ジュピター(ジュピター代官山)
ジージャンのヤンチャさをちょい艶っぽくアレンジ
黒ジージャンを遊び心漂う夜ジャケとして使うヤリクチ
黒のジージャンというと、インディゴのそれとはまたちょい異なったクールなイメージがありますよね。ならばそのクールさを活かしつつあたかも黒ジャケのようにこなしましょう、というのがご提案。さらに、ドレスアップするような感覚で装えば、その見え方はとっても艶っぽい夜ジャケのごとし!なのです。
Dsquared2 - ディースクエアード

定番ラインである“EVERGREEN”からの一着は、横糸、縦糸、ボタンまで真っ黒なジージャンがまさに夜ジャケ的。フラップや裾などにさり気なく味出しを施し、ちょいヤンチャ感もある点が遊び心のあるオヤジさんにズバリかと。6万6000円/ディースクエアード(ディースクエアード 東京)黒のもつドレッシーな印象を活かす、と考えればタイドアップもすんなりハマるとおわかりいただけるかと。パンツはベーシックなスラックスでも、ジージャンの遊んだ感じが効いて、むしろ、とってもこなれて見えるんです。男性●シャツ3万4000円、パンツ12万6000円、ベルト4万8000円/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)、タイはスタイリスト私物 女性●ニット10万8000円、ドレス23万円、ピアス1万6000円、ネックレス6万7000円、リング3万7000円/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)、サングラス4万1000円/ディースクエアード(ヴィジョナイズ)
合わせは、"ちょっと遊んだドレスアップ"が良い塩梅
リッチさもありながら遊び心をも漂わせることがジージャンのムードとも絶妙にマッチするオヤジさんならではな着こなしなのです。
Nudie Jeans - ヌーディージーンズ

■左:ジレがあればとたんにドレッシーな印象 / ジャケパンの良き相棒でもあるジレは、ジージャンにも好相性。ジージャンのカジュアル感を活かしつつきっちり品良く見せてくれるんです。タイドアップすればその効果もひとしお。4万9000円/ボリオリ(ボリオリ 東京店)
■右上:腕元はリッチで遊んだアクセが必須 / 腕周りは、若者との違いを見せる重要な場所。それゆえ、シンプルながらスポーティな時計や、アイコニックなブレスレットは腕元のリッチな演出としてズバリなのです。時計77万円/ウブロ、ブレスレット44万5000円/フレッド
■右中:ベルトもアジのある上品なものを選ぶべし / 大人っぽさも飾りっけもある一本なら腰元の絶妙なポイントに。というわけで、プンターレベルトが抜群です。スラックスにも相性良し!ベルト1万4000円/ウィリアム、パンツ2万9000円/ジェルマーノ(ともにビームスF 新宿)
■右下:ドレスニのキッチリ感とヌケ感を利用すべし / 通常のダブルモンクのキッチリ感はありながら、その実スニーカーってのが夜ジャケ的ジージャンの足元にいい塩梅でして。クロコ顔トウも艶っぽいですね。7万円/マックス ヴェッレ(ユナイテッドアローズ 六本木 メンズストア)
あえて力を抜いたスタイルが、余裕なオヤジさんを演出
でもって、知的ナードな装いにも黒ジージャンは効果的
そんな黒ジージャンの落ち着き感を利用しつつ力を抜いてこなすってのもオヤジならではな合わせのテク。あえて脱力したように着こなすそのサマが、知的でナードな余裕のあるオヤジさんを演出してくれるのです。
Rag & Bone Archive Denim - ラグ & ボーン アーカイブ デニム

同ブランド内でも特に素材や縫製にこだわったコレクションの黒ジージャン。マットな質感が魅力的な一着は、日本綿布社の上質な生地を使用。4万1000円/ラグ & ボーン アーカイブ デニム(ラグ & ボーン 表参道)白Tを忍ばせたニットポロと黒パンに合わせれば、力の抜けたちょいナードなスタイルに。ほぼ真っ黒でもハードには決して見えないってのがコツなんです。ポロシャツ3万4000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、カットソー1万円/スムースデイ、パンツ2万9000円/ナイン イン ザ モーニング(トヨダトレーディング プレスルーム)、メガネ3万7000円/オリバー ゴールドスミス、グラスコード3600円/ディフューザー(ともにデコラ)、バングル23万円/コディ・サンダーソン(ワールドスタイリング)、靴1万5000円/ケースイス(ワディ ショールーム)
ナードな黒ジージャンで気にしたいのは、品の良さとヌキ加減

スタイリング/稲田一生 ヘアメイク/勝間亮平(masculin)
文/渡辺 豪(本誌)













