白Tシャツ1枚でも洒落て見える、大人のショーツ４選

真夏の外出となれば、Tシャツ＋ショーツ＋サンダルの組み合わせが多くなるかと。ただし、快適さを追い求めるあまり、スポーティなデザインを選んでしまうと、ワークアウト中に見えてしまうことも……。
 
肌の露出が多く、汗をかくこの時期だからこそ、きちんと見えることが最優先ですが、特にショーツは、大人が穿いていても違和感がない、オーセンティックなデザインであることがマストです。そして、トレンドを押さえたシルエットであることも外せないかと。

そんな視点で大人に似合うショーツを探してみると、ミリタリーが出自のグルカショーツやカーゴショーツに行き着きます。少しゆったりとしたシルエットは今時ですし、付属するポケットはデコラティブさ際立ち、シンプルな着こなしの絶好のポイントとなるのです。つまり深く考えずシンプルに着ても様になるということ。

楽チンさだけを追求した脱力系ショーツとは一線を画してくれます。今回は、そんな条件をクリアした４本をご用意しました。

50〜60年代のミリタリーユニフォームやワークウェアをルーツに、現代的なアレンジを加えたモノ作りが持ち味のイースト ハーバー サープラス。メイド・イン・イタリーながらも、骨太かつオーセンティックな雰囲気が漂うのもポイントです。

こちらは、米軍のカーゴショーツをベースとしながら、ウエスト部分にゴムリブとドローコードをあしらったイージー仕様。マリンを感じさせるエクリュカラーが、爽やかな好印象を与えます。

ネパールの山岳民族で勇猛果敢な傭兵として知られるグルカ兵。19世紀、彼らが愛用していた半ズボンを元に英国軍が生み出したのがグルカショーツです。

膝丈でゆったりとしたシルエット、ウエスト部に尾錠をあしらっているのが特徴で、ナイジェル ケーボンによるこちらは、そんな歴史的なディテールにアレンジを加えて再現しています。オーバーサイズTシャツの裾をタックインしてサマになる、まさに今の気分の１本です。

戦地の後方で雑務にあたる兵士のために生まれたのがファティーグパンツ。ベイカーパンツという別名もありますが、左右にあしらった大きなL字型ポケットが最も特徴的です。

シンガポール発のブランドが放つこちらは、スエード仕様なのがミソ。薄手ながらも丈夫なウルトラスエードを採用していますから、適度なストレッチ性がり、しかもウォッシャブルというのが嬉しいところ。優しげなベージュも大人に相応しい発色です。

特殊部隊や軍隊への納入実績を誇る英国のアークティス社が立ち上げた、ファッションブランドがアークエアー。その生産背景を生かした本格的な作り込みが魅力です。

こちらのショーツは、六角形を組み合わせてぼかしを施した独特の柄を採用。実は、都市部での任務を想定した「腐食」をイメージしたオリジナルのカモ柄なのです。デザイン的も特徴的で、大きなサイドポケットとヒップポケットに加えて小物用ポケットまで装備しており、手ぶらでもたくさんのガジェットが運べるの魅力です。