第一印象を良くする大人の名刺入れ。ボッテガ・ヴェネタ、フェンディ、ベルルッティ、ディオール

ビジネスにおいては、過度に派手なものやあからさまなブランドアピールは好まれません。基本となるのは抑制の美学。とはいえ、ベーシック過ぎて箸にも棒にもひっかからないというのも考えものです。相手の記憶に残ることも重要なことですからね。となれば、最初が肝心。第一印象は案外後に引きずるもので、特に名刺入れから受ける印象は結構強めなんです。

そこで、オススメしたいのがデザインや素材に一興あるもの。真っ白レザーやビビッドorグラデーションカラー、思い切ってメタリックなんてのもアリ。気をつけるべきは、チープに見えないこと。つまり遊びが過ぎないこと。そこで使えるのがメゾンブランドです。上質であることが約束されたメゾンブランドの名刺入れなら、インパクトを残しつつもビジネスマンとしての格も示せます。クライアントからも同僚からも好印象、いや強印象を持たれる、まさにちょいモテなアイテムなんです。

手にしっとりと馴染むのは、イントレチャートの表側とインナーとでラムとカーフをコンビ使いしているから。ステッチまで白で統一したクリーンで品良いカラーリングですが、開けるとゴールドカラーのスナップボタンがゴージャス感をさりげに主張。メインのカード入れに加えて、ポケットが1つ配されています。

フェンディのシグネチャーカラーは、春シーズンのレザー小物に打ってつけ。シボレザーと統一されたオレンジステッチが、ハンドクラフト感のある太ステッチな点も愛着が湧きます。そのステッチを模したメタル飾りも、アクセントとして効果的。内側にはメイン＋ポケットが2つあります。

ビジネスにおけるベーシックカラーであるネイビーも、ここの手にかかれば色気のある表情に。とはいえ、深みのあるグラデーションは意外にも主張が控えめ。お馴染みのスクリットも、こんな繊細なタッチでなら緊張度の高いビジネスシーンにも溶け込んでくれます。

お馴染みのジャカード織りでならクラシックな印象の“ディオール オブリーク”柄も、メタリックな輝きを放つこんなカードケースでなら実にモダンです。中央にデザインした凹凸による陰影で浮かび上がるロゴは、一転してポップな印象に。このバランス感が、ビズにはちょうどいいんです。

ロゴ側を上にスライドさせると、上部を手前に折り曲げることができます。そうすると、カードの上部分が露出して取り出せるってわけです。このギミック感が、男心をくすぐりますよね。