【話題】春のニットは好感度を上げる特効薬になる？

ようやく、季節感を意識しながら華やかな色使いが楽しめる春です！　と、言いたいところではありますが、やみくもに色を使えばいいなんて思っていたら大間違い。

大人なら色使いのサジ加減に配慮するのが重要なんです。たとえば、小物で色を挿すってのは、洒落者の常套手段でしょ。それと同じくらい簡単なのが、ハイゲージのニットなんです。

肌寒さも残る春先は、羽織物がマストアイテムですから、ニットはインナー使いがメイン。つまり、Vゾーンからチラリとのぞく程度だから、インナーに使うニットは、いつもより大胆な色にも挑戦しやすいってわけです。

しかも強めの色は若々しい印象になりますから、さりげなく好感度アップも計れます。今年はビビッドカラーがトレンドでもありますから、使わない手はありませんよ。

ゆったりとしたフォルムながら、肩のフィット感や衿ぐりのサイズバランスなどを追求したスローンの定番モデルです。ほどよく張りのあるコットンを用い、14ゲージ天竺を丁寧に編み立てているのが特徴。上質な綿100%による編地は、自然な光沢があり、一目で高級な雰囲気をアピールできるのがうれしい。袖口と裾のリブはやや強めで、フィット感が上々です。

着る人の体に寄り添うようなフィット感が魅力の一枚です。素材はコットン100％で実にソフトかつ滑らか。クルチアーニが得意とする極細の糸を丁寧に編んだ美しい編み目、ミニマルな首元のデザインが、高級感とモードな洒脱さを演出します。袖口と裾のリブが短めなので、一般的なセーターより、すっきりした印象に見えるのもポイントです。

サマースウェットのような軽やかさと、ハイゲージコットンニットの魅力を併せ持った名品がこちら。ジョン スメドレーがもっとも得意とする30ゲージのコットン素材を使い、再設計されたシルエットや仕様で作られています。新しいシルエットは、狭めに設計された襟元を起点に、ほどよく落ちた肩線から形成されるゆったりしたフォルムが特徴。また、袖、裾のリブ部分にあえてゆとりを持たせ、柔らかいシルエットを実現しました。

エジプトギザコットンを使用したイタリア紡績糸を使用。この糸は毛羽が出ない紡績方法のため、シルクのような良好な風合いが自慢。裾と袖口のリブには、ブランドの特徴である振り柄（編みの凹凸による柄）を施し、シンプルななかに、ちゃんとアクセントを添えてあるんです。しかも糸自体に縮にくい加工を施しているので、自宅での洗濯機洗い（要ネット）ができるのも、ありがたい限りです。

本作は強撚コットンを使用した30ゲージのクルーネックニット。非常に薄い上品な質感と、独特のシャリ感のある肌触りは目の肥えた洒落者にも、ご納得いただけるはずです。春先のスーツ、ジャケットのインナーとしても最適。さらに細めの首回りのリブにご注目ください。どことなくエレガントな雰囲気が漂うのは、素材だけでなく、こんなディテールゆえ、であります。