【注目】いま、ノータイで着るスーツがモテると言われるワケとは？

ビジネススタイルの自由度が高まる中、選択肢はスーツ一択ではなくなりました。ジャケパンはもちろん、もはや休日と変わらないスタイルもオフィス街で散見されるように。そうなると、逆にスーツの存在感が高くなっているとも言えます。

さらに時代のカジュアル化に合わせて、スーツにも変化が起きています。これまでになかった生地や色、加工を施した軽快な一着が続々と登場しているんです。それはつまり、スーツ＝ビジネスから、休日ファッションの一手としてスーツが使えるようになってきたということ。

そこで今回は、シャツ＋タイではなく、ニットやカットソーといったユルいVゾーンが似合う、つまり休日も楽しめる注目のスーツ&セットアップをピックアップ。

ビジネスでスーツが当たり前だった時代にはカジュアルな私服とのギャップが萌え要素でしたが、カジュアルなビズスタイルが増えつつある今こそ、休日に敢えてのスーツ&セットアップが有効なのでは？と思う次第。是非お試しを！！ あ、もちろんビズにも使えますよ。

ストレッチ性の高いコットン混のソラーロ生地を採用したセットアップ。一般的に厚手になりがちなソラーロですが、こちらは滑らかな生地感と軽い着心地に。快適性と上質感の両立を求める大人の休日のセットアップスタイルとして、まさに理想的です。鮮やかな柄のニットとのコーディネートも春らしく、その適度な光沢感が上質さも主張してくれます。

見た目はビジネス顔のきちんと感がありながらも、その着心地は実に軽快。副資材を極力省き、芯地も薄くすることで、休日スーツに求められるコンフォート感を獲得しています。生地はウール100%のソラーロ。サルトリオのエクスクルーシブとなるスーパー150sのウールも、その柔らかく軽やかな着心地に貢献しています。

ビームスFのエクスクルーシブモデルとなるナポリを採用したスーツ。チェンジポケットから分かる通りブリティッシュな香りを漂わせながらも、仕立ては軽く快適なフィット感を約束します。ビジネススーツとして映える一着ですが、ダークグリーンカラーやベルトレススタイルのスラックスなど、休日スーツとして映える要素も含んでいます。

春夏スーツとして、こんなホワイトを着こなせたらかなりの洒落者でしょう。一見ハードルが高そうですが、ストレッチ性の高いコットン生地はシャツのように軽く、また1プリーツ入りのスラックスはドローコード仕様になっているなど、ラフなスタイルにもマッチ。ベルトループも併用しているので、タイドアップしてきちんと着こなすことも可能です。

見た目はきちんとビジネス顔のセットアップですが、ウールにポリウレタンを4%ブレンドすることで、高いストレッチ性を実現。身頃のダーツもなく、リラックスした着心地を楽しめます。とはいえ、スラックスの持ち出しは長めに設定し、またテーパードしたシルエットは実に都会的。オンでもオフでも活躍する、今どきビジネスマンの頼れる一着です。