【まとめ】着るだけで上品に見えるポロシャツはコレ

ポロシャツといえば夏のトップスの代表格。出自はスポーツですが、襟付きプルオーバーという不変のデザインは、品格が漂いますし、１枚で着てもジャケットに合わせてもサマになりますから、活用幅はとにかく広いかと。

ですが、品よくポロシャツを着るのであれば、素材はやはり鹿の子以外を選ぶべきでしょう。特に細い糸で丹念に仕上げたハゲージニットは、理想的。さらに昨今は、通気性や速乾性などを追求したテクニカル素材も増えています。「真夏でも快適」というのは、品格を損ないたくない大人には重要なキーワードです。

それら品格漂う素材使いに着目して、大人に着られるポロシャツをクローズアップしてみました。

上質ニットポロを探すなら、まずは「ジョン スメドレー」から。繊維が細く長いシーアイランドコットンならではの繊細なドレープ感が楽しめる、30ゲージのハイゲージニットを採用しています。

やや着丈が短めのスマートなシルエットも見どころです。また、コンパクトな襟はニットでも立体感を保ち、上質さをアピール。ジャケットとのバランスも文句なしです。

14ゲージに編み上げたコットン天竺は、柔らかなドレープ感を楽しませつつも、適度にハリがあるのが特徴。やや広めなリブ裾に加え、減らし目を駆使したリブ襟が、クラシカルな雰囲気を漂わせます。

ユニセックスで着用できるアイボリーカラーは、ドレーピーな生地感とともに、スポーティなポロシャツをエレガントに見せてくれます。

ポロの王様といえば、今も昔も「ラコステ」。鹿の子が代名詞ですが、こちらは涼感タッチを持つテクニカルな素材が使用された一枚です。

鹿の子特有の通気性に加え、サラリとしたドライな肌触りで涼しさは抜群。こんな機能性素材なのに、コットン100％ゆえ、風合いはあくまでナチュラルです。

ワニマークはボディと同色で印象すっきり、というあたりも大人っぽく見えるゆえんです。

特筆すべきはピマコットンにポリウレタンがミックスされたオリジナル鹿の子のカットソー生地。しなやかなタッチとストレッチ性に加え、吸水速乾性や抗菌作用も兼ね備えた高機能素材です。

で、衿には素材違いのナイロンポリウレタンを使用。コンビネーションデザインが着こなしのさり気なアクセントに。アーム・身幅ともにすっきりとしたデザインゆえ、ジャケットのインナーとしても重宝します。