ポーランドの写真家トマシュ・グゾバディ氏は、さまざまな賞を受賞している世界を代表する写真家。その彼が撮影に用いた白黒フィルム“Polaroid TYPE 55”の作品が立ち並ぶ展覧会が開催されます。
そもそも白黒フィルム“Polaroid TYPE 55”とは、撮影を行うとネガフィルムとインスタント写真の2部が出来上がる特殊なフィルムのこと。通常はネガフィルムを作品として使用するのですが、トマシュ氏は処分されるはずのインスタント写真を長いこと保管していました。
インスタント写真は撮影された直後であれば鮮明な像が現れますが、時間の経過とともに予測不能な化学反応で思いがけない変化が現れます。その誰も予測できないインスタント写真の変化には、素晴らしい美しさがあり、本作品で構成された展示は世界初となります。
さらに6月24日(金)には、この展覧会をプロデュースするゲルハルト・シュタイデル氏を招いたオープニングレセプションが行われます。
世界で注目されているトマシュ・グゾバディ氏の作品は、この期間を逃すとなかなかお目にかかることできませんよ。
■PROOF
会場/SPEAK FOR B1F/B2F
住所/東京都渋谷区猿楽町28-2
期間/6月25日(土)〜7月1日(金)
時間/11:00〜19:00
URL/http://post-books.info/news/exhibition-tomasz-gudzowaty-proof
■オープニングレセプション
会場/SPEAK FOR B1F
住所/東京都渋谷区猿楽町28-2
日程/6月24日(金)
時間/19:00〜20:30