
国際的レースで活躍した往年のマシンが見せる華麗な走り
今回で25回を数えるFOS(フォス)は、英国南部ウエストサセックス州チチェスターにあるグッドウッドで行われる。
だいたい7月初旬の週末、木曜日から日曜日にかけて開催。2017年は6月29日から7月2日にかけて行われた。

女性も惹きつけるのは、ブーブクリコがシャンパンバーを開いたり、薄暮に花火があがったりとロマンチックな演出もしっかりされている点。ゲームやドリフト同乗体験など体験型アトラクションも多い。
クルマ好きにとっては“有名人”ウォッチも大きな楽しみだ。F1ファンにはエイドリアン・ニューイー(みずから設計したロータス49Bを操縦)や、ゴードン・マレイ(出身地の南アフリカで自分の手で組み立てたIGMフォードスペシャルで出走)の参加が喜ばれた。

ポルシェ911GT2RSのワールドプレミアも開催。
昨今のこのイベントの盛況ぶりをあてこんで、新車のお披露目をするメーカーも少なくない。2017年はポルシェが700馬力の後輪駆動という911GT2RSのワールドプレミアをここで行った。

お祭りも大事な要素だ。フェラーリは70周年。最初にグランプリで優勝した125S(47年)をはじめ、599XX(2010年)やFXX K(12年)まで持ちこんだ。
米国人ドライバー、フィル・ヒルらが1961年のタイトルを獲得した156F1シャークノーズや、ルマン24時間やデイトナ24時間で活躍した330P4(67年)なども人気が高かったフェラーリだ。

モータースポーツやレーシングマシンについて知っていればよりおもしろいかもしれないけれど、たんに日がな一日、独特の雰囲気のなかに身を置いているだけで楽しい。それがFOSである。

クルマといってもオトナの楽しみ。これなら彼女を誘ってもまったく違和感がない。来年は「ロンドン泊まってFOSにもどお?」と女性に持ちかけてみてはどうだろう。
グッドウッドでのひとコマ (photography=Stepanie Callaghan)
大きな注目を集めたのがルマン24時間レースでも走った強力なレーシングマシン、ポルシェ935/78モビーディック(78年)
70周年を迎えたフェラーリは47年の125Sから歴代のレーシングマシンを持ちこんだ
グッドウッドのオーナーであるマーチ卿ことチャールズ・ゴードン=レノックス氏(右)(photography=Stepanie Callaghan)
ルマン24時間レースで優勝したポルシェ919ハイブリッドも出走
もとF1ドライバーのマーク・ウェバー氏はポルシェ911を操縦
プロになる前に手作りしたIGMフォードスペシャル(のレプリカ)で走ったF1設計者のゴードン・マレイ氏
ジャガーのXE SVプロジェクト8は600馬力の5リッターV8搭載
メルセデスに乗るF1ドライバーのバルテリ・ボッタスが派手なパワーターンを見せた
ルノーのスポーツ部門ともいえるアルピンがニューモデルA110のお披露目をした
ロールスロイス・スウェップテールはファントムクーペをベースにしたワンオフ
1999年にルマン24時間レースで優勝したBMWのV12LMR
Mウェバー氏と談笑するBエクレストン氏(右)
会場の一角では「カルティエ・スティル・エ・リュクス」という幅広い車種を対象にしたコンコース・デレガンスが開かれた(写真はブガッティ・ベイロン)
会場にそびえ立っていたのはジェリー・ジュダーによる巨大なオブジェでテーマは「エクレストンの5つの時代」といいドライバー、マネジャー、チームオーナー、インプレザリオ、そしてスポーツ界の伝説を表現したそうだ
日本でも5台のみが3334万円で販売されることになったスペシャルな911ターボSエクスクルーシブシリーズも走行した
グッドウッドのイベントを盛り立てるのに尽力しながら2017年3月に他界した元レーシングドライバー、ジョン・サーティースゆかりの二輪と四輪も多く出走した
会場にはメーカーの大きなブースも並ぶ(写真は50周年を迎えたメルセデスAMGのもの)
会場に隣接するグッドウッド・サーキットは元レーシングドライバーでありチームオーナーのブルース・マクラーレンが1970年にテスト中事故死した場所である(写真はマクラーレンM8F)
シャンパンがないとぜいたくなイベントは始まらないとブーブクリコのポップアップバーは人気だった (photography Nicole Hains)
フェラーリに最初の優勝をもたらした125S

グッドウッドでのひとコマ (photography=Stepanie Callaghan)

大きな注目を集めたのがルマン24時間レースでも走った強力なレーシングマシン、ポルシェ935/78モビーディック(78年)

70周年を迎えたフェラーリは47年の125Sから歴代のレーシングマシンを持ちこんだ

グッドウッドのオーナーであるマーチ卿ことチャールズ・ゴードン=レノックス氏(右)(photography=Stepanie Callaghan)

ルマン24時間レースで優勝したポルシェ919ハイブリッドも出走

もとF1ドライバーのマーク・ウェバー氏はポルシェ911を操縦

プロになる前に手作りしたIGMフォードスペシャル(のレプリカ)で走ったF1設計者のゴードン・マレイ氏

ジャガーのXE SVプロジェクト8は600馬力の5リッターV8搭載

メルセデスに乗るF1ドライバーのバルテリ・ボッタスが派手なパワーターンを見せた

ルノーのスポーツ部門ともいえるアルピンがニューモデルA110のお披露目をした

ロールスロイス・スウェップテールはファントムクーペをベースにしたワンオフ

1999年にルマン24時間レースで優勝したBMWのV12LMR

Mウェバー氏と談笑するBエクレストン氏(右)

会場の一角では「カルティエ・スティル・エ・リュクス」という幅広い車種を対象にしたコンコース・デレガンスが開かれた(写真はブガッティ・ベイロン)

会場にそびえ立っていたのはジェリー・ジュダーによる巨大なオブジェでテーマは「エクレストンの5つの時代」といいドライバー、マネジャー、チームオーナー、インプレザリオ、そしてスポーツ界の伝説を表現したそうだ

日本でも5台のみが3334万円で販売されることになったスペシャルな911ターボSエクスクルーシブシリーズも走行した

グッドウッドのイベントを盛り立てるのに尽力しながら2017年3月に他界した元レーシングドライバー、ジョン・サーティースゆかりの二輪と四輪も多く出走した

会場にはメーカーの大きなブースも並ぶ(写真は50周年を迎えたメルセデスAMGのもの)

会場に隣接するグッドウッド・サーキットは元レーシングドライバーでありチームオーナーのブルース・マクラーレンが1970年にテスト中事故死した場所である(写真はマクラーレンM8F)

シャンパンがないとぜいたくなイベントは始まらないとブーブクリコのポップアップバーは人気だった (photography Nicole Hains)

フェラーリに最初の優勝をもたらした125S
ライフスタイルジャーナリスト。慶應義塾大学文学部出身。自動車誌やグルメ誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。活動範囲はウェブと雑誌。手がけるのはクルマ、グルメ、デザイン、インタビューなど。いわゆる文化的なことが得意でメカには弱く電球交換がせいぜい。


































