2024.03.28

ツーブロック、ウルフカットetc.LEON編集部員の髪型・劇的ビフォーアフター！

ふだん決して髪型に無頓着ではないLEON編集部員でも、プロの腕にかかれば、目ウロコな新しいヘアスタイルに出合えます。今回は、そんなドラマティックな変化を遂げた3通りの髪型をご紹介！

CREDIT :: 文／アキヤマケイコ　写真／前田一樹（MAETTICO）　取材協力／シセイドウパサージュボーテ　編集／吉田奈緒子（Web LEON）

髪型が変わると、顔の印象もガラリ変化！

日々、大人に有効なお洒落の最新情報を追いかけているLEON編集部員も、ヘアスタイルには敏感。ということで、今回は3人が自身の髪型チェンジに挑戦しました。スタイリッシュな大人のためのヘアサロン「シセイドウパサージュボーテ」の熟練スタイリストさんたちの手を借りて、どんな変身を遂げたのでしょうか!?

■ 市村広平（38歳／ファッション・クルマ・アイウエア・不動産担当）

トップの量感が際立つ、大人の艶やかスタイル

クセ毛を生かして、長めのトップをボリューミーにセットした編集部員・市村の最新ヘア。サイドと襟足は量感のあるトップと馴染むように施した、厚みのある刈り上げもポイントです。前髪を立ち上げて額を出しているので、量感があっても重たさを感じさせません。

「数年前はメリハリが強いツーブロックで、ギラギラした感じだったのですが、30代後半に入ってから大人っぽくしたくなり、最近は髪を伸ばし気味にしていました。でも、部分的な強いクセ毛と、頭の横が張っている骨格のせいで、セットしづらく感じていたんです」（市村）

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カットのポイントは前髪。「強めなクセを逆に利用してみました。自然に立ち上がって外側に流れるようにし、分け目も自然につく長さに整えています。頭の横の張りは、前から見てボリュームのある髪型のため気にならないと思いますが、逆に後頭部の下側の骨が出ているため、横から見た時にトップの位置が高くなるようにしています」（担当スタイリスト・河井洋介さん）

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ヒゲをたくわえた濃いめの顔立ちともバランスが良く、また落ち着いた雰囲気に仕上がりました！

「最初に髪の根元を前に持ってくるようにしながら乾かすと、頭の横側が広がりづらくなります。その後、前髪をふわっと立ち上げるようにするといいですね。今回はワックスグリースを使ってセットし、ほどよいウエット感も足しました」（河井さん）

■ 本人コメント
「若づくりに見えず、でも爽やかに、という希望が叶いました。悩みだったセットも、コツを教えていただいたので、忙しい時でも自分でちゃちゃっとできそうです」

Before

毛量が多く、3週間に一度くらいの頻度でカットが必要だという市村。伸びた前髪にクセが出ている様子がわかる。

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■ 津坂泰輔（43歳／ファッション・時計担当）

トレンドをちょい足し！ 40代のウルフ風スタイル

トップはレイヤー（段差）を入れて、残っていたパーマのカールが強く出るようにカットした編集部員・津坂の髪型。サイドは、内側を刈り上げてトップの髪をかぶせて横幅を押さえ、襟足はやや長めのウルフ風に。また、ブリーチ部分は落ち着いたシルバー系にカラーリングしています。

「金色にしていた髪がモッサリと伸びてしまい、正直、どうしたらいいか分からなくなっていたので、完全にお任せしました。ウルフ風は意外な提案でしたが、今っぽくていいですね」（津坂）

「カットで、以前のパーマや元々あるクセはしっかりと出しつつ、頭の形に添った縦長のシルエットに整えているので、全体的にはスッキリと見えていると思います。分け目も変えていないので、自然にセットできるはず。ブリーチ部分の色ムラや、伸びてきて根元が黒くなっていたのを、そのまま利用してカラーリングしたことで、逆にメリハリのついた色合いになりました」（担当スタイリスト・河井洋介さん）

40代のファッション担当にふさわしい“ちょい攻め”な大人スタイルが完成しました！

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「トレンドである長めの襟足を取り入れつつも、やり過ぎ感のない髪型に仕上がるよう意識しました。セットは、硬めのグリースを水で濡らして使ってカールを出し、ウエット感も足しています。ツーブロックベースなので、オールバックのアレンジも楽しんでいただけますよ」（河井さん）

■ 本人コメント
「量が多いうえに、ブリーチを続けていたせいでゴワゴワしてまとめづらかった髪が、サッパリと軽くなりました。カラーも大人っぽくてイイ感じです。シックな装いも派手なコーディネートも好きなのですが、この髪型ならどちらにも合いそうですよね」

Before

金髪にしていた部分が伸びて根元の黒とのコントラストが目立つ。量が多いこともあり、明るい髪色なのに重たげな印象。

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■ 吉田幸次郎（29歳／ファッション・ゴルフ担当）

毛先がスイングする、軽やかツーブロックが完成

以前かけたパーマがよく出るよう、レザー（カミソリ）も使って長短を付けながらカットした編集部員・吉田の新スタイル。前髪は以前と分け目を変えることによって、自然に立ち上がるようにしました。耳の上は刈り上げ、襟足も短くカットしてフェイスラインを出し、爽やかに仕上げています。

「いつも長めの前髪をセンター分けして、同じような髪型をしていました。柔らかい直毛なのでボリュームを出そうとしてパーマもかけていたのですが、今回思い切ってイメチェンをお願いしたら、動きもあるし、顔周りもスッキリと見えるように。こんなスタイルもできるんだ、と新鮮な気分です」（吉田）

「面長なことを気にされていたので、額の横側に髪がかぶさる長さにし、やや前方向に流れをつけて仕上げました。ボリュームのあるトップと、短くしたサイド・バックでメリハリも出て、顔の印象もよりハッキリとしたのではないでしょうか」（担当スタイリスト・島村一誠さん）

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マンネリな髪型から抜け出せたせいか、アクティブな雰囲気もプラスされました！

「パーマが残っていたので、それがナチュラルに出るようにカットしました。セットでも、水を混ぜたグリースを髪にもみ込んでパーマを蘇らせつつ、ツヤ感を足すようにしています」（島村さん）

■ 本人コメント
「柔らかくてヘタりやすい髪質だし、頭の形も好きではないし……で、ヘアスタイルを変えるのがおっくうでしたが、思い切って相談してよかったし、勉強になりました。トップに長さがあるので、アレンジも研究したいと思います」

Before

長めのトップをセンターパートにしたスタイル。パーマの利点があまり生かせてないように見える。

■ SHISEIDO PASSAGE BEAUTÉ（シセイドウパサージュボーテ）

美の殿堂・資生堂美容室が、2019年に創業地の銀座7丁目にオープンしたサロン。パリのアーケードをイメージしたスタイリッシュな空間に、プライベートルーム4室、セミプライベートルーム4室、ダブルルーム1室を贅沢に配置。ゆったりとくつろぎながらサービスを受けることができる。プロに施術してもらいながら、髪や頭皮、肌の手入れ法を教えてもらえる「男性限定 Personal Lessonメニュー」（90分・税込1万7050円）など、男性向けのトータル美容メニューも充実。美意識を高めたい方は要チェック！

住所／東京都中央区銀座7-8-10 FUKUHARA GINZA 7F
営業／11:00～20:00（土・日曜、祝日は10:00〜19:00）
定休／第３水曜
TEL／03-5537-5501

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